小学校の運動会

先週の土曜日に小学校の運動会があった。

 

午前中だけで運動会は終わり、

 

代表者のリレーもなく、

 

生徒は全員白い帽子、

 

保護者が参加する競技もなく、

 

応援合戦もない。

 

もちろんフォークダンスもない。

 

平成の時代に当たり前のようにあったものが

 

すべてなくなっている運動会。

 

全ては少数派の気持ちを慮ってのことだろう。

 

小学校で教師をやっている友人に、

 

この変化のことを尋ねてみた。

 

すると返ってきた答えは、

 

「色々保護者からクレームがあるんで・・・」と。

 

順位をつければ運動の苦手な子供の親からクレームが入り、

 

弁当が必要と言えば作るのが大変だとクレームが入り、

 

午後までやれば運動会が長いとクレームが入り、

 

保護者の競技があるとまたクレームが入る。

 

こうやって何をやってもクレームが入る結果、

 

順位もつけなければ、午前中で終わるようになり、

 

弁当もなければ、保護者参加の競技もない。

 

100%クレームが原因だとは言わないが、

 

クレームが存在することもまた事実。

 

要するに、過保護化がどんどん進行しているという事になる。

 

学習塾を運営していると、

 

当然それぞれの生徒のご家庭と面談する。

 

今、栄進研にいる生徒のご家庭は過保護ではないからいるため、

 

当てはまらない家庭ばかりではあるが、

 

実際、過保護の家庭は面談でもよく見かける。

 

そして入塾したとしても、

 

我が子を守るために割と早めに退塾していく。

 

面談で中学生の息子の頭を母親がなでるのを見たときは

 

さすがに寒気がした。

 

そして案の定早々に退塾していった。

 

かわいい子には旅をさせろと言うが、

 

その言葉は一体どこへ行ったのだろうか。

 

多くの親は我が子を守り、

 

苦手なことをさせないようにし、

 

失敗を避け、

 

努力しないで何かを得る体験をさせてしまう。

 

親の職業を知らない子供が増え、

 

モノを手に入れる大変さを全く理解しておらず、

 

塾に行かせていただいていることに感謝もない。

 

そのまま大人になった人間が、

 

果たして社会で通用する人間になるのだろうか。

 

甚だ疑問である。

 

小学校の運動会でそういう教育をしてしまうため、

 

今後この流れはより加速していくであろう。

 

15年後の日本は一体どうなってしまうのか。

 

退職代行が出たときに「そんなバカな」と思った大人は多いと思うが、

 

今はそれが大当たりしている世の中である。

 

こうやってどんどん自責で物事を考えず、

 

なにものからも逃げていける世界になってしまうと、

 

国自体が衰退するもの頷けてしまう。

 

栄進研はそういう衰退にストップをかける塾でありたい。

 

 

 

\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

2024年度大学入試結果

防衛大学校

立教大学

昭和女子大学

女子美術大学

開校以来6年連続第一志望合格率

100%継続確定!!

2024年度高校入試結果

県立浦和高校

越谷北高校

春日部東高校

春日部東高校

草加高校

誠和福祉高校

過去の合格実績

【大学受験】

開校以来大学受験全員合格継続中!

京都大学・名古屋工業大学・金沢大学県立広島大学立命館大学・立教大学・青山学院大学

関西大学・専修大学・東洋大学・桜美林大学・文教大学 他

【高校受験】

開校以来6年連続「学校選択問題採用校」合格者輩出中!

春日部高校越谷北高校越ケ谷高校・越谷南高校・春日部東高校

春日部女子高校・草加高校草加南・専大松戸高校・春日部共栄高校・大宮開成高校

駒澤高校昌平高校叡明高校花咲徳栄高校浦和学院 他

※太字は2023年度

※青字は過去の別の学習塾での実績