右肩上がりに上がりません

成績はそんなに簡単に上がるものではありません。

 

もっと言うと、右肩上がりに上がり続けるものでもありません。

 

上がったり下がったりを繰り返しながら、

 

徐々に上がっていくものです。

 

そしてその期間は1年では足りません。

 

長い子では3年以上かかります。

 

まずやるべきは自分の立ち位置の把握です。

 

中3であろうとも、

 

小学生の問題が出来るかどうかを最初に見ます。

 

そもそも最も土台となる部分に穴があっては

 

その上に知識を積み重ねることが不可能だからです。

 

一般的な塾に行くと、

 

今の学年を進めたがりますが、

 

それはある意味遠回りです。

 

やっていることは、穴が開いているバケツにガンガン水を入れていっているようなものです。

 

当然水はたまりませんよね?

 

頭も良くなりません。

 

で、最初に小学生の範囲から進めるということは、

 

そのバケツの穴を探すということです。

 

まずこれだけで半年はかかります。

 

穴が見つかったらそこをふさぎに行きます。

 

中3であっても小3の単元に穴があれば、

 

当然のように小3の穴をふさぎに行きます。

 

そうやって穴が開いているところすべてを修繕しに行くわけです。

 

そうやっていると多い子だと小1から穴があったりするわけですから、

 

小1から中3までの9年間分の穴を埋めに行かなければいけません。

 

そう考えれば、2年やそこらでなんとかなると思えないはずです。

 

さらに言うと、5教科で200点ないということは、

 

小1から穴があると思ってください。

 

それだと高校入試に間に合わないじゃないですか!

 

という声が聞こえてきそうですが、

 

そもそも高校入試を目標にしていること自体がズレていますし、

 

その点数で中3までほっといたことが罪なわけです。

 

高校入試をゴールにしてまた勉強をしなくなっても良いのであればそうしてください。

 

高校の方が中学の何倍も難しいわけですから、

 

勉強をまたしなくなってどうなるかは明白ですが。

 

で、やっと穴を埋め終わったと思ったら、

 

次は知識を入れていかなければなりません。

 

簡単に言うと、暗記です。

 

国語は漢字や文法などの基礎知識、

 

数学は公式、

 

英語は単語や熟語、文法の基礎知識など

 

社会は語句の暗記、

 

理科は語句の暗記と計算の公式など、

 

全ての科目には暗記がつきものです。

 

そしてすべてを暗記したからと言って、

 

点数が上がるわけでもありません。

 

暗記をするということは、

 

ただ出かける前に洋服を着ただけくらいなものです。

 

暗記するのは当たり前のことです。

 

暗記したら初めて勉強のスタートラインに立ったということです。

 

そこからが本当の勉強の始まりです。

 

 

 

ここまでで1年で終わると思いますか?

 

2年で行けると思いますか?

 

 

むしろそれで行けたら早い方ですよね?

 

 

 

保護者がやることは、これを辛抱して待つことです。

 

 

それだけなんです。

 

たまにたった3ヶ月で成果が出ないと塾をやめる人たちがいますが、

 

そんなことをしているから成績が上がらないんです。

 

原因はそこです。

 

自分で勉強しなければ成績なんて上がらないのに、

 

授業をたくさんして埋めようとすること自体が間違っているんです。

 

自分で勉強して、暗記という準備をして、

 

やっと勉強のスタートです。

 

本当の意味での成績アップは、

 

1年やそこらでなんとかなるものではありません。

 

 

まずそれを理解してください。

 

 

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