こういう話が出ると、自分もできると思う人が出てくるんですが、
肌感覚で、塾なしで大学の第一志望に合格する人は
全体の7%くらいなものです。
いや、もっと少ないですね。
300人いる学校で20人以上がいけるとは思えないですもの。
その高校の偏差値によりますね。
偏差値45くらいの高校だと300人中、1人いれば良い方でしょうし、
偏差値55くらいの高校だと300人中、3人いれば良い方ですかね。
たとえ偏差値は68くらいの高校でも300人中、20人いれば良い方かと。
こういうレアケースの話を聞いて、
自分にもできそう!と思うのは構わないんですけど、
実際にできる人はほとんどいないのが現実です。
例えば、自分自身の高校時代の話でも分かりやすいと思いますが、
僕は高校3年生の9月からしか受験勉強していません。
これは本当に事実です。
9月の時点で、英語の偏差値は50くらいですし、
国語の偏差値も50くらいです。
政治経済の偏差値は40くらいでした。
数学も40くらいですね。
理科系は受験で使わなかったので30くらいかな。
その状態から大学受験の勉強を、しかも9月に始めたんです。
一般的に言って、この偏差値で9月から始めて、
「間に合うか」と聞かれれば、
ほとんどの人が間に合わないと答えると思います。
僕自身もこの状態で聞かれれば、間に合いませんと答えます。
でも間に合わせたんですよね。
11月には英語、国語の偏差値は65くらいでしたし、
政治経済は偏差値70超えてましたしね。
数学だけは48くらいかな。
しかも調子が良くてそれくらい・・・。
だからあの点数からでも間に合うと言えば間に合うんです。
でだ、ここからが本題。
間に合わせるために僕がやったことと同じ事が出来ますか?って話なんです。
毎日夜中の3時まで勉強して、次の日は朝6時から7時まで勉強。
学校に行っても使わない科目の授業の時は完全に内職。
先生に怒られようとも無視して内職。
夜勉強していて眠くなったらコンパスの針を手に指すとかね。
昼休みは前日に勉強して自分でまとめた質問集を職員室に行って先生に聞いたりね。
周りの友達が遊んでいるときに、誘いを断り勉強したりね。
全部ボールペンで勉強してその替え芯が束になるくらいにやりまくりました。
とにかく気合!根性!
自分が言ったことは絶対にやり遂げる!
自分が決めたところまでは絶対にその日のうちにやりきる!
意地でもやりきる!
それができれば間に合いますよ。
僕も塾には行ったことないですし。
うちの高校で生徒が360人くらいで、偏差値は54ですけど、
そこから塾に行かないで成績が上位だった人は確かにほとんどいません。
全員を知っていたわけではないですけど、
偏差値54なんてどちらかというと遊んでいる生徒の方が多いので、
自律して勉強できる生徒は少ないです。
母校は偏差値54なのに、国公立大学に進学する人が50人超えるような高校ですから、
例えばここの近くで言うと越谷南よりも国公立大学に行く人が多い高校です。
地域が違うので純粋に比較はできませんが、
そういう高校でさえ、自分で一人で勉強できる人は少ないわけです。
びりぎゃるとか、こういう塾なしで東大とか、
そういうレアケースを見て、自分もできると思うことは悪いことではないですが、
それに見合った努力をすべきなんですよ。
で、それに見合った努力ができる人が世の中には少ないってことです。
しかも非常に少ないんです。
レアケースはレアだからこそみんなが面白いと思うわけですからね。
それに夢を見るわけですからね。
それに賭けていないで、日ごろからちゃんと積み上げていかないと。
最も素晴らしいのはできるだけ小さい時からコツコツと積み上げていくことです。
それが何よりの才能ですね。
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