最近聞き直す子供が増えている感覚ありませんか?
子供に限らず大人もですかね。
その原因が
テレビのテロップにあるといわれています。
最近のテレビはニュース以外は何でも
画面下にテロップ出ますよね。
一応、テロップとは
話したことが画面下に文字で出ているアレです。
テレビを見ていてテロップで面白さを表現できるので
より面白いテレビが作れるんですが、
耳が努力しなくなるんです。
耳がというか、脳がですね。
人間はすべて聞き取れなかったとしても
前後に聞こえたもので
脳内変換できるようになっています。
例えば
ご・・・げん
あ、ゴム人間ね!
となるわけですね。
なりませんね。すみません。
冗談はさておき、
その時の会話の内容、
前後の単語、
その人の表情
そういうものから聞こえなかった部分を
脳内で想像できるようになっていました。
それが今はできなくなりつつあります。
だから聞き直してくる人が増えています。
これは実は勉強にも影響があって、
国語力が落ちているということです。
国語の問題でよく見る
本文中の□を埋めなさい。
この問題に弱くなります。
前後の文章からそこに入る言葉を選べない。
となると、本文をとらえきれていない。
脳は使わないとどんどん退化します。
昔は確かに今よりも不便なことがたくさんありましたが、
その分普段から鍛えられていたわけです。
今の子たちの運動能力が下がっているのも
外で遊ぶことが少なくなったから。
そういう便利さが
やらなくてもよいことを増やしていき、
やらなくても良いから
やれないようになってしまう。
便利なことは良いことではありますが、
そこに頼り切るのではなく、
残すべき能力は磨き続けていきたいですね。
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