上位校に合格する条件

高校は少しでも上位に進学した方が良い。

 

これは言うまでもなく

 

当たり前すぎる話ではある。

 

そこに今更疑義を唱える者はいないだろう。

 

念のため説明しておくと

 

上位に行けば行くほど

 

難関大学の入り口も

 

広くなるからだ。

 

では、どんな生徒が上位校に進むのか。

 

それは

 

「自学ができる生徒」である。

 

実はこれだと説明不足。

 

上位校に進み

 

そのあと落ちこぼれない生徒。

 

これが自学ができる生徒だ。

 

正直言って

 

高校に合格するだけなら

 

その一瞬の瞬発力で

 

頭に叩き込めば

 

いけないこともない。

 

問題はそうやって合格しても

 

高校でついていけない。

 

高校こそ

 

自力で勉強できる土台がある子じゃないと

 

確実に下位に落ち込む。

 

頑張って上位に入ったから

 

下位に沈んでいるのではなく、

 

下位になる十分な才能を持ち合わせているから

 

下位に落ちる。

 

実際、一つレベルを落としても下位に沈んでいく。

 

これを2つ、3つと落としたところで

 

結果は変わらない。

 

実は残念なことに

 

高校受験の勉強の仕方こそが

 

自学する力を奪ってしまう原因であり、

 

今の多くの塾のやり方である。

 

塾に何を求めますか?

 

と聞くと

 

1位は「勉強を好きにさせてくれること」

2位は「学習習慣を身に着けさせてくれること」

3位は「生涯使える知識を教えてくれること」

4位は「テストの点数や内申点などの成績を上げてくれること」

5位は「費用が安いこと」

6位は「講師に人間的魅力があること」

 

らしい。

 

これは検索したら出てきます。

 

塾はこれを求められているために

 

これを追求する。

 

お気づきだろうか。

 

全て「受け身」であることに。

 

基本的に一般的な塾は

 

「受け身」の子を育てる結果になっている。

 

勉強は勉強を本気でやるから好きになるのであって

 

好きにさせてもらうものではない。

 

学習習慣は自分で少しずつやるからつくのであって

 

週2回程度塾に行ったからと言って

 

習慣づくわけではない。

 

生涯使える知識というのは

 

人によって異なる。

 

しかもそういう知識は塾で身に付けるものではなく、

 

自分で努力の末に身に付けるものである。

 

与えられるものではない。

 

テストの点数や内申点は

 

勉強量で決まる。

 

指示があればできると思うのかもしれないが、

 

それが指示待ち人間を作り上げる。

 

費用は安く済めば素敵でしょうね。

 

人がかかわるということは

 

人件費がかかるという事。

 

安い賃金で優秀な人は集まらない。

 

講師に人間的魅力があれば素敵ですね。

 

それは初めの面談で見抜いてください。

 

しかし、塾はどこに行くかではなく、

 

その塾をどうやって活用するかです。

 

要するに

 

上位校に合格して

 

そのあとも上位をキープできるかどうかは

 

能動的に行動しないといけないという事。

 

何かのせいにしてはいけないという事。

 

他力本願ではいけないという事なのだ。

 

それが上位校に合格する条件だ。

 

 

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