なぜ成功したのか

「反省」

 

日本人はこの言葉が好きです。

 

何かあれば「反省」します。

 

日本の場合、「反省」という言葉は

 

何かと良くないことをしたときに使われることが多いですが、

 

本来の意味は

 

何らかの有用な知見を期待して、自分がしてきた行動発言に関して振り返ること。」

 

とされています。

 

簡単に言うと、

 

「今までの行動を振り返って、それを生かそうぜ!」

 

ってことです。

 

ということは、

 

「反省」するときというのは

 

何も失敗した時には限らないということです。

 

ここで1つ、最もやるべきことをお話しします。

 

「反省こそ成功した時にすべきである」

 

これは僕がいつも言うことです。

 

どうしても失敗した時に人は反省したがります。

 

テストで点数が取れていない科目に注目して、

 

何が良くなかったのかを考えましょう。と言われるのはよくあることです。

 

よく言われることなので、それが当たり前なのだと刷り込まれています。

 

なにせ小学生の時からずっと言われるわけですから。

 

でもそれだと悪いほうにしか目がいかなくなります。

 

そうではなくて、

 

良い結果を生んだ理由をしっかりと探さないと。

 

悪い結果にも理由はもちろんありますが、

 

良い結果にも理由はもちろんあります。

 

その良い結果を出せた理由を探る人が本当に少ない。

 

なぜよい結果が出たのかを追究して、

 

その良い結果を出せる方法をほかの部分に転用するんです。

 

テストにしても、なぜ今回のテストの点数は良かったのか。

 

テストまでの自分の生活を振り返って

 

何が良かったからこの点数だったのかを考えること。

 

そうすることで、成功する道筋というものが見えてきます。

 

もちろん悪い結果の時も反省しなければいけません。

 

良い結果ばかりを見て、悪い結果にふたをしろという話ではありません。

 

ただ、あまりにも良い結果に目を向ける人が少ない。

 

なぜその良い結果が出たときに、良い理由を探さないのかと。

 

例えば、社会で90点取ったとします。

 

なぜ90点取れたのか。

 

社会が好きだから?

 

いつもより勉強時間を取れたから?

 

学校のワークを中心にやったから?

 

塾のテキストを3周回したから?

 

それともたまたま記号が合ってたからなのか?

 

点数が良い理由は何かあるはずです。

 

逆に残り10点が取れなかった理由も同時に探るべきです。

 

詰めが甘かったのか?

 

まぁ、いいかと思ったのか?

 

学校のワークをやり切れなかったのか?

 

などなど。

 

そうやって理由を探して、さらにさかのぼってみていくことです。

 

良い理由も悪い理由も見つかります。

 

それが見つかるから次につながるわけです。

 

反省というのは悪い事にだけするものではなく、

 

良い事にもしていかないと。

 

良い事ばかり見ているとお調子者と思われるので、

 

ちゃんと両方の理由を探して、その原因を突き止めて、

 

それを次に生かすこと。

 

それが本当の意味での「反省」ということです。

 

 

\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

 

全国の敏腕塾長が集まり本を出版します!

本では語りつくせなかったことや、本の内容をもっと知りたいなどの質問を受け付ける

オープンチャット「全国敏腕塾長に質問!」も用意しております。

高校入試・大学入試についてのセミナーを1年ぶりに開催いたします。

新しいコースが誕生しました!

 

LINEアカウントはこちら

お友達登録はこちら 

ホームページのお問い合わせはこちら