まずは量で負けない

中学生になると、テストで毎回順位が発表されます。

 

テストで順位が発表されれば、

 

当然、1位の人もいれば300位の人もいます。

 

今まで中1だとたったの13年しか生きていないのに、

 

これだけの差がつくわけです。

 

なぜでしょうね?

 

考えたことはありますか?

 

 

 

また、中3になるまでに中1の時は良かったのに、

 

中3になると周りに抜かれていく生徒っていますよね?

 

なぜでしょうね?

 

これも考えたことありますか?

 

 

 

どちらにも色々な要因はあるでしょうが、

 

はっきりしていることが一つあります。

 

それはその年齢までにやってきた勉強の量です。

 

勉強の量が少なければ当然点数も良くないし、

 

勉強の量が多ければ当然点数も高い。

 

赤ちゃんとして生まれてから、毎日のように新しものに触れて、

 

毎日新しいものを覚えていくわけですから、

 

その赤ちゃんの時にいろいろと取り上げてしまうと

 

いうなれば地頭が良くならないというのもあります。

 

変なものを口に入れるとか、飲み込んでしまう前に取り出せばいいだけで、

 

赤ちゃんが口の中にものを入れるのは

 

それが何なのかを確かめるためにやっているので

 

ある程度管理のもとやらせておくべきではあります。

 

それを言ったところでもう赤ちゃんの時期には戻れないので、

 

中学生である今の話をしていきます。

 

 

 

小学生の時から毎日30分勉強してきた人と、

 

小学生の時に遊びまくって宿題すらやらなかった人、

 

6年間の蓄積は相当なものです。

 

毎日30分勉強し続けただけで6年間で1080時間です。

 

日数にすると45日間不眠無休で勉強したのと同じです。

 

普通の人なら確実に倒れます。

 

中学生がスタートしたと同時にその差があるわけです。

 

その差を埋めて逆転するには、

 

その子がしてきた勉強の量を超えることが一番の近道です。

 

自分より賢い子が目の前にいて、

 

その子よりも遅く来て、

 

その子よりも早く帰っているようでは

 

その差は一切埋まりません。

 

それどころかさらに開きます。

 

塾に来た時に、自分より早く来ている生徒いますよね?

 

自分が帰るときにその生徒はまだいたりしますよね?

 

それって差が埋まったと思いますか?

 

開くに決まってます。

 

だからまずは量で負けないこと。

 

時間ではなく、問題を解く量です。

 

入試まであと1か月です。

 

その同じ高校を受ける生徒の誰よりも問題数を解いていれば、

 

当然合格する確率も上がります。

 

逆に同じ高校を受ける生徒よりも問題数が少なければ

 

合格する確率は下がります。

 

とても簡単なことです。

 

しかも自分の努力だけで何とかなる部分です。

 

 

 

 

それとは違い、何とかならないのが中1は良かったのに中3は抜かれるパターンです。

 

これは「受け身だから」です。

 

小学生の時から親に与えられたものをこなしてきたのでしょう。

 

だから勉強量は確保できています。

 

ただ、何も考えない子が出来上がります。

 

与えられないと何もできなくなるんです。

 

進研ゼミや公文がその例です。

 

何も考えなくても自分がやるべきものが目の前にあり、

 

間違っても何回かやり直していくうちにクリアはしていくので、

 

別に何かができるようになったわけではなく、

 

その場をしのいだに過ぎないわけです。

 

これは自分自身が幼稚園の頃から公文をやっていたからわかります。

 

宿題が出されてもやらないで教室に行って、

 

その場で宿題として出されたものもやればいいだけですから、

 

毎日の積み重ねなんてものは存在しないし、

 

そもそもそれが本当に自分に必要かどうかさえ考えることをしません。

 

なぜならやれと言われるから。

 

やれと言われたことをただただこなしていくうちに、

 

考えなくなるわけです。

 

だから中1の時のような小学生に毛が生えた程度の問題は解けます。

 

しかし、中2や中3になって問題に思考力が問われ始めると一気に点数が下がります。

 

思考したことがほとんどないからです。

 

そしてそれは良かれと思って与え続けた親の責任です。

 

 

 

成績が上がらない原因はたくさんあります。

 

もちろんその子が勉強をしないからというのが一番大きいですが、

 

それだけではありません。

 

精神面が弱いからとか、

 

親から圧迫されているとか、

 

集中力が低いとか、

 

最初からあきらめているとか、

 

基礎を無視しているとか、

 

学校を信じ切っているとか、

 

やりたいと思っていることをやらせてくれないとか、

 

親の主導で塾変えるとか、

 

数えればきりがないほどに成績が上がらない理由というものはあります。

 

 

 

ただ、根本にあるものは

 

「量が足りない」と「受け身だから」の2つが大きいわけです。

 

だからそこに変革を起こす必要があるということです。

 

栄進研はそこをカバーできるように作られています。

 

やるべきことをやりながら、

 

最終的には自分でできるようにしていく。

 

これが理想の塾の姿です。

 

 

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