生徒たちの学力を上げるために
コレさえやっていれば必ず上がるというものはない。
良いとされる勉強方法はいくらでもあるが、
相反しているものも当然存在しているわけで、
生徒によってやり方も変わるわけで、
必ずこれさえやればいける！というものなんてない。
だからいろいろとあれやこれやと試してみる。
もちろん根拠をもって指導をするわけなので、
効果がまったくないというものはない。
昨日の国語の講習で話したことでもあるが、
覚えた言葉を普段の生活で使うべきだというのも、
その場でしっかりと根拠は伝えてある。
ただ、全盛と共通でこれさえやっていれば絶対に合格できるというものは
存在しない。
まさに五里霧中だ。
その深い霧の中でも
いくつか確かなものがある。
これをやれば絶対に成績が上がるというものではなく、
これをやらないければ絶対に成績が上がらないというものだ。
・勉強量
・基準
・自信
この3つは必ず必要。
勉強の量をやらずして成績アップはない。
高い基準を持たずして成績アップはない。
自信を持てるほどの努力をせずして成績アップはない。
この３つがなければ絶対に成績は上がらない。
これは基本的なベースになるものであって、
これ自体が成績を上げるものではない。
成績を上げるためにはこの上に生徒それぞれにどんな勉強をするのかで決まってくる。
「この上に」のため、
このベースがなければお話にならない。
まず勉強量を物理的に増やし、
その量に耐えられる体力をつける。
次に採点をしてもらい自分の中の正解の基準や、
「一生懸命」の基準、「頑張る」の基準、「しっかりやる」の基準を上げる。
そうやって努力を続けることで自信が持てるようになる。
その自信がさらに勉強することへの活力となる。
成績を上げるという不確定なものだからこそ、
確実に必要となるものを実施していく。
だから毎日通える塾でもあるし、
採点をする塾でもあるし、
勉強をたくさんしなければいけない塾でもあるわけだ。
すべて理にかなっている。
だからこそ覚悟の無い生徒は受け入れないということになる。
成績上げるというのはいばらの道。
そんなに簡単な平坦な道ではない。
それを乗り越えるからそこに価値がある。
さて、受験まであと８０日。
ここから化ける生徒が何人いるか。
諦めなければ可能性はなくならない。
諦めたとたんに可能性は０％になる。
精神的な戦いが始まる。
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