何が違うか考えてみる

日本に住んでいる限り、

 

「義務教育」というものがあるため、

 

99%の子供は小学校に通い、

 

中学校に上がり、

 

9年間みんな同じ授業を受ける。

 

では、同じ授業を受けているにもかかわらず、

 

どうして学力の格差がこれほどまでに広がるのか。

 

そこを見つめなおしていけば、

 

おのずと何をすべきかが見えてくる。

 

ではその「差」がつく部分を考えてみましょう。

 

1,学校の授業中

2,学校以外の勉強量

3,アウトプットの量

 

学校の授業

まずはここです。

 

学校の授業を真面目に聞かなければ

 

当然真面目に聞いている生徒との差はできます。

 

真面目というよりも集中してです。

 

集中力の差がそのまま学力の差になる。

 

小学生、中学生の中でたまに見ますが、

 

公文でもうやったところで知っているからと油断する。

 

塾でもうやったからと油断する。

 

その結果学校の授業に集中せず知らないうちに点数が下がる。

 

要するにうぬぼれです。

 

これが

 

タイプ1、うぬぼれで授業を聞いていない。

 

また別の生徒は、

 

学校の先生が嫌いだから授業を聞きたくもない。

 

人の好き嫌いで真面目に授業を受けなくて良い理由にはなりません。

 

というより、「学校の先生が嫌い」というのが

 

授業を聞かなくて良い理由にはなりません。

 

・・・はっきり言うと、

 

何かと理由をつけて授業を受けたくないだけです。

 

将来働いたときに、

 

上司が嫌いなので仕事に行きませんとでもいうんでしょうか?

 

総理大臣が嫌いだから税金を納めませんとでもいうのでしょうか?

 

あなたの感情などどうでもよく、

 

仕事はしなければいけないし、

 

税金は納めなければいけないし、

 

授業は集中して受けなければいけないのです。

 

これが

 

タイプ2、ただのわがままで授業を聞いていない。

 

さらに別の生徒は、

 

純粋につまらないから受けたくない。

 

授業がつまらないのはその授業をやっている先生のせいだと。

 

なんでも人のせいですね。

 

面白い授業かどうかなんぞどうでもよくて、

 

そこに自分が知らない知識がたくさんあるのであれば、

 

それを少しでも吸収しようとしろ。

 

少しでも吸収しようとしたときに

 

初めて面白いと感じるようになる。

 

つまらないと感じているのは、

 

あなたの授業の受け方が問題です。

 

自分で授業をつまらなくしているだけです。

 

これが

 

タイプ3、責任転嫁で授業を聞いていない。

 

大きく分けるとこんな感じです。

 

他にももちろんあります。

 

部活で疲れて眠いとか、

 

そもそも集中力がないとか、

 

元々人の話を聞けないとか。

 

何にせよ、

 

学校の授業をどれだけ集中して受けられるか。

 

ここで差がついているのは明らかです。

 

学校以外の勉強量

この中には家での自主学習も入りますし、

 

学習塾に通うことも含まれます。

 

ただ、「宿題」は含みません。

 

宿題はみんなに出ているものなので、

 

そこで差がつくわけがないからです。

 

もちろん宿題をやるやらないで差は付きます。

 

宿題やらないから差がつきましたって、

 

あまりにも当たり前なのでここでは書きません。

 

家で自主学習できるというのはとても素晴らしことです。

 

塾なしでそれがちゃんとできるというのは

 

おそらく1%もいないでしょう。

 

なぜならそこには「自律」が必要だからです。

 

ここに一つの資料があります。

 

遺伝,環境

遺伝率

 

これは遺伝がどのようにかかわっているかというものです。

 

「やる気」というのは57%も遺伝するものなんですね。

 

そこは今回はあまり触れませんが、

 

問題はその隣です。

 

「共有環境と非共有環境」

 

共有環境というのは「家庭環境」です。

 

非共有環境というのは「家庭以外の環境」です。

 

ということは「やる気」の部分を見ると、

 

遺伝で57%子供に伝わって、

 

残りの43%は家庭以外の環境が作用するということです。

 

ということはですね、

 

家に閉じこもっていてはやる気が上がらないということです。

 

そんなことない!うちの子は塾にもいかずに頑張っている!という方もいるかもしれませんが、

 

学校も家庭以外の環境に当たるので、

 

学校に行くことで他の生徒とのかかわりからやる気が上がっているのでしょう。

 

物理的に学校以外の場所で勉強量が増えれば、

 

そこで差ができるのは当然です。

 

しかしなかなか学習塾もお金がかかる。

 

行きたくてもいけないという家庭もあると思います。

 

うちみたいに7人も子供がいれば全員を行かせるのも大変ですし。

 

であるならば、学校でいかに刺激を受けてくるかというのが課題になります。

 

自分のやり方で受験を戦うというのも大いに結構だと思いますが、

 

どうしても塾に行っている子とそうではない子では差がついてしまいます。

 

その理由がこの表からわかるということです。

 

アウトプットの量

授業というのはそもそも「インプット」なんです。

 

インプットというのは教えてもらうこと。

 

それをどれだけ増やしても限界がります。

 

インプットだけで勉強をすると、

 

テストで6割は取れる生徒ができます。

 

しかしそれ以上はいけません。

 

だから夏期講習とかで個別授業をたくさん増やしましたっていうのは、

 

成績が上がらない理由になってしまうわけです。

 

授業をやらないと勉強しないからという方もいると思いますが、

 

そもそもそれだからダメなんです。

 

授業をしなくても自分で勉強をするようにさせないと。

 

ただここで注意しなければいけないのは、

 

「自分で勉強すること=アウトプット」ではないということです。

 

ここが難しい。

 

アウトプットは知識を外に出すことです。

 

だから一番有効なのは友達に教えてあげることです。

 

人に説明することで、自分の頭の中を整理できる。

 

それが最も有効なアウトプットです。

 

だから栄進研では先生との質疑応答が大事だというわけです。

 

質問ができませんっていう生徒は

 

アウトプットができないということになります。

 

ということは・・・

 

この先は言わずもがなです。

 

ちなみにですが、栄進研では夏休みの午前中に生徒が生徒に教える時間を作ります。

 

最大のアウトプットをここでできるということになります。

 

合宿に参加できない生徒は午前中に来れないので残念です。

 

まとめ

以上をまとめると、

 

差ができるのは

 

学校の授業での集中力、

 

学校以外での勉強量、

 

アウトプットの量、

 

この3つで差がつくということです。

 

では皆さんがやるべきことは、

 

学校の授業を集中して受ける。

 

塾に通えるならできるだけ早いうちから通う

 

もし塾に通えないのであれば、

 

学校で友達から刺激をたくさん受けて、

 

家で「自律」して自主学習を行う。

 

アウトプットを大量にする。

 

大体の目安はインプット:アウトプット=3:7と言われています。

 

なにで差がついているかを知り、

 

どうすればその差ができなくなるのかを考えてみてください。

 

もちろんほかにもたくさん差がつく場面はあります。

 

それらをすべてクリアすると

 

成績が上がるってのは必然となります。

 

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