先取は確かに大事

例えば、私立の中高一貫校、

 

例えば集団の進学塾、

 

口をそろえて言うのが

 

「先取り」だ。

 

確かに先取りをして、受験対策をする時間を作ってしまえば

 

その分受験の対策に専念することができ、

 

良い結果を生むかもしれない。

 

ただこれは、

 

入学や、入塾に際してテストがあるかどうかでわかれる。

 

入るときにテストをして

 

ある一定以上の学力がある前提であれば

 

先取りは非常に効果的だろう。

 

しかし、

 

その前提なくして先取をしてしまうと、

 

すべてがわからなくなってしまう。

 

なぜなら基礎がないから。

 

中学校の定期テストで400点を取っていても

 

まだまだ基礎が足りていない。

 

そもそも学校の定期テストで基礎力があるかどうかは

 

測定できるものではない。

 

学校の定期テストというものは

 

「範囲」が存在するため、

 

それまでの基礎がなくても

 

とにかく学校のワークをやりこめば400点くらいなら取れる。

 

やりこんだのに400点行かないというのは

 

そもそもやりこんでないのと、

 

そのやり込みに対する基準が低いからだ。

 

テストの範囲がない、「模試」のようなテストで

 

どのくらいの対応力を発揮するか。

 

これが基礎力の判断基準である。

 

そう考えると、基礎力が本当に備わっている中学生は

 

全体の上位20%程度だと考えられる。

 

450点取っていれば、基礎力がある可能性が高まる。

 

さて、そこに来て先取りと重ねてみる。

 

テストがない状態で先取をやらせる恐ろしさがわかるはずだ。

 

テストで良い点数を取りたければ

 

まずは勉強量の確保から。

 

勉強の量をやり、自分はどうすれば点数が取れるのかを学ぶ。

 

テストまで待たなくてもそれはできる。

 

それが自己テストだ。

 

計画を立てて、まず自己テストをする。

 

そのテストを分析して、自分に何が足りないかを見つける。

 

足りないものを見つけたら、それを演習してできるようにする。

 

すると最初に立てた計画にずれが生じる。

 

そのずれを修正してまた計画を立てる。

 

そして演習の成果が出るかまた自己テストをする。

 

そしてまた分析、演習。

 

これを繰り返して点数が上がらない生徒はいない。

 

点数が上がっていないのはこれのどこかをさぼるからだ。

 

何かをさぼっている時点で点数は上昇しない。

 

それが基準といわれるものである。

 

話はそれたが、

 

先取りをするよりも大事なことがある。

 

それが基礎の反復である。

 

とにかく基礎の反復。

 

飽きるほどに基礎の反復。

 

そうやって土台を作った後にしか

 

栄進研では先取をしない。

 

今小学生で中学生の範囲をやっている子が居る。

 

それは小学生の範囲をとことん何回もやった後だから。

 

中学生が小学生の範囲に戻って勉強をしている。

 

それも基礎を作るため。

 

着々とクリアをしていき、

 

次の学年に行こうとしている生徒もいる。

 

そうやって基礎を積み重ねてこそ、

 

先取りに意味ができ始める。

 

何でも先取りをすれば良いという話ではない。

 

基礎こそ、最も重要なものであり、

 

基礎を習得して解けない問題は存在しない。

 

 

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