基礎=簡単ではない

基礎と聞くとどうしても「簡単」と思ってしまう人が多く感じます。

 

そしてその認識は大きな間違いです。

 

というか、大間違いです。

 

シャレにならん位に間違っています。

 

「基礎」は「簡単」という意味ではなく、

 

「土台」という意味です。

 

英語で言うとBaseです。

 

そしてその土台を作ることに一番時間がかかります。

 

どんなものを作るときでもまずは基礎工事です。

 

家を建てる時も基礎工事からですし、

 

ケーキを作りにしても基礎となる下地から作ります。

 

料理も同じです。

 

必ず基礎から作ります。

 

そして同じく一番時間がかかります。

 

しかし基礎さえしっかりと作っておけば、

 

色々なものに転用もできますし、

 

完成するまでに時間がかかりません。

 

新しい家が建つときに、いつまでも基礎工事から進まないなぁと思っていたら、

 

建物を作り始めると一気に完成まで行ったりします。

 

特に他人の家は出来上がるまでアッという間の出来事です。

 

料理の基礎と言えば、下ごしらえのことです。

 

下味をつけたり、合わせ調味料を作ったり、だしを作ったり、

 

そういうものを作っておけば、

 

実際にそれを使って料理をするのはアッという間です。

 

それくらいに基礎は大事なことです。

 

それはすべてに当てはまります。

 

家も料理もスポーツも全てです。

 

その基礎を簡単と言ってしまうなんぞ、

 

愚かの極みとしか言えません。

 

特にそろそろ皆さんは次の学年に上がるわけです。

 

春に勉強するものはすべて新しものばかりです。

 

その新しいものを勉強する時に、基礎をないがしろにすることは大変危険な行為です。

 

まずは教科書を隅から隅まで読むべきですし、

 

まずは基礎ばかり集めた問題集をやるべきですし、

 

まずはひねられていない問題の精度を上げるべきです。

 

その土台が大きければ大きいほどに、

 

ひねられた問題が出てきたときに対応の引き出しが増えるということです。

 

とにかく基礎を徹底してください。

 

大学に合格したければ必須です。

 

大学こそ基礎を徹底しないと合格しません。

 

高校2年生までは基礎です。

 

大学受験はと言いましたが、

 

もちろんそれ以前の高校受験なんてものは

 

より一層基礎の徹底で合格まで行けます。

 

寝ても覚めても基礎です。

 

「基礎=簡単」ではない。

 

「基礎=最重要」という認識で勉強してください。

 

栄進研は徹底的に基礎をやります。

 

応用問題は基礎をやった後です。

 

基礎をやった後というか、

 

基礎は受験の前日までやってもらいます。

 

それくらい基礎です。

 

それが出来たら怖いものはありません。

 

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