嫌なことを継続できるかどうか

どんなに好きなことでも

 

嫌いな練習というものはあります。

 

いくら野球が好きでも、

 

素振りは好きじゃないとか、

 

いくらサッカーが好きでも

 

体感トレーニングは嫌いとか、

 

いくら美術が好きでもデッサンはどうも好きになれないとか。

 

どんなに好きなことでも嫌になるものくらいは誰にでもあります。

 

ではその嫌なこと嫌だからとやらないでいるのかという話です。

 

自分自身にも経験はありますが、

 

野球は好きですけど、ランニングや素振りは嫌いです。

 

出来ればやりたくない。

 

ずっと打ったり守ったりと、

 

試合みたいなことをしているほうが当然楽しい。

 

それでもやらなければうまくなれない。

 

そう思って嫌だけどやっていく感じです。

 

ただ、それでは伸びるものも伸びにくくなります。

 

そこに何が足りていなかったのかが

 

大人になってから分かったわけです。

 

その答えは、

 

 

 

「その場を楽しむこと」

 

 

 

これです。

 

どうせ同じことをやるならそれを楽しまないと。

 

どうせ同じ時間を過ごすなら楽しく過ごさないと。

 

 

 

で、

 

この考え方の根本的な視点が、

 

中学生や高校生の時に相手にあったという話なんです。

 

ここが今日の話の一番大事なところです。

 

 

 

つまらない練習を楽しくしてくれる監督ではなかった。

 

つまらない練習を何の工夫もなくやらせてくる監督だった。

 

 

 

そう考えて取り組んでいたわけです。

 

でもそうじゃないんです。

 

 

 

その練習に楽しさを見出すのは自分自身なんです。

 

1人で練習するわけでもないんですから、

 

友達と何か考えて楽しむ方法はいくらでもあったわけです。

 

それを考えもしなかった。

 

それが最も愚かだったということです。

 

まさに他責です。

 

どんなにつまらない練習でも、

 

何か競争にしてみるとか、

 

ゲームにしてみるとか、

 

そういう工夫を自分たちですればよかっただけで、

 

それをしなかった自分自身が良くないわけです。

 

 

 

ここまで話せば多くの人が察しがつくと思いますが、

 

みんな大嫌い勉強も同じです。

 

今年の夏の合宿に参加した生徒は口をそろえて言います。

 

去年より楽だったと。

 

でもやっている勉強の量は実は今年の方が多い。

 

なぜ楽に感じたかです。

 

そう感じるようにこちらで手を打ったからです。

 

ただ机に座って勉強するだけが勉強ではありません。

 

体を動かしながら勉強することだってできます。

 

その体を動かしたり、教室を移動したりすることが

 

気分転換になり、集中力をリセットしてくれるわけです。

 

山の中を歩くという貴重な経験もできましたしね。

 

よく思い出してみれば、

 

朝ご飯から昼ご飯までぶっ通しで勉強しているので

 

そこだけでも4時間勉強しているわけです。

 

昼ご飯を食べ終わってからも3時間通して勉強してます。

 

その後にチーム戦で勉強したりしているので、

 

勉強はし続けているんです。

 

でも短く感じた。

 

それは生徒の皆さんがその場を楽しんだからでしょう。

 

楽しむというか、集中できるように仕組みを作ったわけです。

 

後はその場を生徒自身が全力で楽しむかどうか。

 

全力で楽しんだ結果、短く感じたというだけの話です。

 

 

 

中学生や高校生には必ず入試が待ています。

 

入試までの時間は全員同じだけあります。

 

その時間をただ大変だと感じてやるのか、

 

それとも自分で工夫して楽しいものにするのか、

 

それはすべて自分次第です。

 

つまらないとふてくされるのは簡単です。

 

でもそうやっている人の中に成績が良い人はいるんでしょうか?

 

いつまでも自分のやり方でやると意地を張っている人の中に

 

ぐんぐん成績が伸びている人はいるのでしょうか?

 

素直、柔軟、楽しむ、

 

そういう部分がないとなかなか伸びません。

 

怠け癖がある生徒もすぐにわかりますしね。

 

同じ時間を生きるんだから、

 

少しでも楽しく生きたほうがいいじゃないか。

 

勉強はやらないといけないんだから、

 

少しでも身になったほうがいいじゃないか。

 

ダラダラと過ごす1時間よりも、

 

てきぱきと過ごす30分の方がどれだけ価値があることか。

 

 

 

目の前にあるやらなければいけないものを

 

楽しめるように考えてみてください。

 

ものをたくさん覚えれば、

 

実は勉強するのも楽しくなっていきます。

 

知らないからつまらないんです。

 

知らないことだらけだとつらいでしょうに。

 

つまらないのは今まで勉強をしてこなかった自分の責任です。

 

どこかで気合いを入れて他の生徒に追いつかないと

 

いつまでたっても勉強はつらく、つまらないままです。

 

楽しさを見出してください。

 

そうすればきっと今よりも成績は確実に良くなります。

 

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