テストの点数がなぜ上がらないのかという話は
過去に何度かお話したことがあります。
それをもっと深くしていきたいと思います。
まず考えないといけないことは
点数が取れない原因は一人に対して一つとは限らないということです。
意識が低い
基準が低い
勉強量が少ない
積極性がない
ちゃんと読まない
すぐ調子に乗る
見直ししない
質問できない
部活が忙しい
習い事が忙しい
言い訳多い
逃げ癖がある
諦めやすい
人のせいにする
夜更かしする
などなどの原因は誰しもが思い浮かぶはずです。
そこで問題なのが、
点数が取れない原因は一つではなく、
一人が複合して持っているということです。
例えば、
意識が低くて、基準も低いから、勉強量も足りてない。
夜更かしして、寝不足だから、集中力が低い。
部活が忙しくて、時間が取れないから、勉強量が足りていない。
内気で、積極性がなく、質問もできない。
このように複合している場合がほとんどなので、
どれか一つを解消すれば
点数が上がるというわけではないんです。
たまに面談して授業を数回見れば
点数が上がらない理由がすべてわかるという人がいますが、
そんな簡単なことではないんです。
理由がわかるだけでもダメですしね。
そこから何をどのくらい修正すれば、
どのレベルにどれくらいの期間で到達するのかまで試算しなければいけません。
さらに大変なことは、
上に挙げた点数が上がらない原因のほかにも
たくさんの原因が存在していて、
しかもその原因一つ一つに序列があるということです。
そしてそれは人によって変わってくる。
「意識が低い」というのはトップクラスに悪い原因です。
「部活が忙しい」というのは「意識が低い」というものよりは序列が下がります。
部活が忙しくても、意識が高ければ勉強するからです。
ただ、部活で全国でも5位以内に入るなどの成績の子は
部活が忙しいというレベルも一般的な部活の忙しさとは違います。
この場合の部活が忙しいというのは、序列が少し上がります。
「言い訳をする」にしても、
言い訳にはレベルがありますし、頻度もあります。
とことんなんでも言い訳する奴もいれば、
ポロっと言い訳が出てしまう奴もいる。
どんぐりの背比べだということは承知ですが、
それでも点数が上がらない原因としてみると
なんでも言い訳する奴の方が点数は上がらない。
点数が上がらない原因を探ろうとすると一つ一つの「程度」も見ないといけません。
それが人それぞれに組み合わさって、
こじれて、思春期も重なって、
遺伝もあって、育ち方もあって、
周りの友達の影響もあって、
今までの経験もあって、
その結果今の点数なわけですから
そんな簡単に点数は上がりませんよね。
唯一すぐに上がるのが
塾に入ってすぐのテストです。
物理的に勉強時間が増えますから。
言い訳しようが、意識が低かろうが、
入塾すれば勉強は必ずすることになるので、
今までよりも勉強量が増えますからね。
でもそれは一瞬の輝きでしかないんです。
それだと意味がないんですよ。
なかなか点数が上がらない原因は、
一つの原因をなくしたと思って次の原因に取り掛かると、
なくなったはずの原因が復活するからですね。
言い訳しなくなったと思って、勉強量の確保に動くと、
勉強量の確保ができ始めたころに、
また言い訳し始めたりするからです。
同じことを何度も何度も言わないといけないからです。
子育てに本当に似てますよね。
その点数取れない原因の包囲網を抜け出した子だけが
成績アップをつかみ取り、
その先に合格があるということです。
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