今日の午前中は数学と英語の
期間となる部分の
「移項」と「不定詞」を取り扱いました。
中学生に「移項できる?」と聞くと
かなりの確率で
「そんなことできて普通(笑)」と答えるでしょうね。
しかし、
問題を解かせてみるとできない生徒が半数以上います。
そのできると思っていることと、
実際にできていない事の隔たりが大きければ大きいほどに
テストを受けた時に感覚と
実際の点数に開きができます。
それが何を招くかというと、
自分は出来ると思い込んでいるため、
本当は出来ていないものを練習しようともしない。
自分ができると思っているものと
実際にできていないものとが一致して初めて
出来なものができるようになる勉強ができるわけです。
そういう意味もあって、
今日の午前の授業はとても良い機会でしたね。
問題は解けるけど、
なぜそうなるのかを考えたことがないとかね。
今日参加した人はその意味が分かったはずです。
移項できる人?と聞いたときの
え?簡単ですけど?っていう表情ね。
いや~、実に面白いですね。
それで間違るわけですから。
午前の授業はとことん細かく教えます。
今日の移項についてもとにかくくどいくらいに細かく途中式を全部書きました。
不定詞についても
例になる文章を分けて表記しましたし。
これで長文に不定詞が出ても即答できますね。
そのレベルで分かったはずです。
後はこれを今日の夜とか、
明日の朝には復習することですね。
授業がわかりやすかった!だから出来るではないんです。
わかりやすかったものを自分の言葉でまとめるんですよ。
で、その問題をまた解いてみる。
そうすればやっとできるようになります。
皆さんは分かった時にもう出来ると勘違いしてしまっています。
それだとテストの点数は良くない。
わかってからが勉強の始まりです。
そこから自分で出来るようになるまで結構時間がかかります。
ワークを2周すればできる???
笑わせないでいただきたい。
5周して初めて少しは出来るんじゃないですかね。
そのくらいの基準じゃないと
話になりませんな。
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