高校進学する生徒、保護者へ

この時期、私立高校の合格者が出始め、

 

どうしても気持ちが緩むときがある。

 

高校合格は通過点でしかなく、

 

高校に入学した後の方が全然大事だし、

 

中学の10倍大変というのを何度も伝えても

 

「まずは自分でやってみます」と

 

なぜか何とかなる気持ちでいる。

 

その気持ちが入学してからの遅れにつながり、

 

結果としてどうあがいても浮上できないところまではまってしまう。

 

そこで、高校に進学する生徒と保護者に想像してもらいたい。

 

 

何かプロのスポーツ選手になりたいとする。

 

ここではサッカーとしておこう。

 

将来海外でサッカーをして、日本代表に選ばれたい!という夢を持ち

 

親子二人三脚でサッカーを始めた。

 

1歳からサッカーボールを与え、

 

毎日ボールで遊ばせ、

 

3歳ですでにクラブチームに入れる。

 

日が暮れてもドリブルの練習をしたり、

 

シュートの練習をしたりと

 

とにかく毎日一生懸命に親もその練習に付き合って頑張っていく。

 

そこから試合が組まれ始め、

 

「レギュラー」とか

 

「主力選手」とかになり、

 

一目置かれる選手となる。

 

目標は世界で活躍するサッカー選手なわけだから

 

いち早くJリーグのユースに入り

 

レベルの高い練習を毎日していく。

 

他県に練習しに行くため、

 

親子ともどもサッカーに集中した毎日を過ごしていく。

 

そして、

 

いよいよ高校生。

 

もちろんサッカーの強豪校に進学。

 

すでにスカウトの目に留まるようなすごい選手ばかりが集まる。

 

いよいよ正式に入部し、練習が始まります!

 

 

という2月。

 

あなたは何をしますか?

 

「とりあえず入部してみて、環境に慣れてから考えます」

 

こんなこと言いますか?

 

当然、進学することが夢なのではなく、

 

夢は世界で活躍するサッカー選手だ。

 

もちろん1年生から主力として試合に出ることを真っ先に考えるだろう。

 

そのための勝負っていつから始まってると思いますか?

 

 

 

 

「入学して生活に慣れて実際に入部してから頑張ろうか」

 

 

 

もしこのように考えるのであれば

 

レギュラーどころかなれるはずがない。

 

もちろんJリーグの選手にすらなれないし、

 

海外に行くのは旅行の時だけになるだろう。

 

 

 

当然、高校に行く前から走り込み、

 

体幹を鍛え、

 

ドリブルの練習や、シュートの練習をし、

 

とにかく少しでも上達しようと、

 

少しでも高校に行ってすぐに勝負できるように必死で鍛えるよね?

 

 

それと同じ状況なのに、

 

なぜ高校に入ってからでいいと思えるの?

 

この状況で「まず高校に行ってみて生活に慣れてから考えよう」という親子が

 

とにかく多い。

 

これまでも山ほど見てきたし、その大半が高校で撃沈した。

 

そしてどうにも浮上できなくなった末期状態で塾に戻ってくる。。。

 

時すでに遅し。

 

さて、今何をすべきかな?

 

栄進研にいる生徒で進学先が決まった生徒はもう始めています。

 

これから高校受験をする生徒も受験が終わったら始めます。

 

 

栄進研にはいったい何があるのでしょうね。

 

 

それは栄進研に来た生徒だけがわかることです。

 

 

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