テキストの選び方

「この1冊でマスターできる!」

 

「1日10分で3年間を総復習!」

 

「中学3年分をこの1冊に!」

 

って書いてあるテキストは

 

基本的に信用なりません。

 

3年間で勉強してきたものが

 

たったその1冊で何とかなるのであれば、

 

今までの苦労はいったい何だったんでしょうね?

 

時間をかけて3年間勉強してきて、

 

その点数なわけですよ。

 

その状態であんな薄っぺらいテキストを

 

1日10分やったとて、

 

そこからの逆転合格が

 

できるはずもない。

 

そもそも逆転合格自体が至難の業なんですから、

 

たかだかテキスト1冊で何とかしようとしている時点で

 

勘違いも甚だしいわけだよね。

 

「1日10分~」のテキストにも使い方があります。

 

というか、すべてのテキストには使い方があって

 

その使い方が合致して初めて効力を発揮します。

 

だから中学でも高校でもテキストを選ぼうとしたときに、

 

自分で選んでそれが正解になることは

 

まずありえません。

 

なぜって?

 

本屋に正解がないからです。

 

あれは売れれば何でもいいので、

 

売れるように作られていて、

 

学力が上がるようには作られてないからです。

 

特に中学のテキストは。

 

本来必要なテキストは

 

一生懸命探してみましたが、存在すらしていませんでした。

 

ないんですよ。

 

本屋には。

 

塾用テキストにもないですけど。

 

作るしかないんです。

 

数学も英語も社会も理科もね。

 

国語は唯一塾用教材でもいいですかね。

 

「でもいい」って言うのはちょっと語弊があります。

 

「しかない」というのが正しい表現です。

 

国語は著作権の観点から作れませんから。

 

テキスト作りたいんですけどね。

 

そんな時間がない上に、

 

問題を自分で作らないといけないので、

 

かなり大変です。

 

頭の中に構想はあります。

 

実際にできたら

 

「この1冊で高校受験は完全勝利!」みたいにできます。

 

辞書より分厚くなりますけど。

 

だから本屋で何とか効率よく合格をかっさらおうなんて

 

そもそもの考えが間違ってます。

 

それができる人は

 

自分でテキストを買って、教材研究をしている人くらいですかね。

 

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