このまえ、少し話したことがあるので、
ちょっとまとめておきます。
テストで450点以上取る方法です。
１，基礎の徹底
２，概念の理解
３，出題者の意図を読む
基礎の徹底
まず何をおいてもこれです。
基礎を完璧にする。
今から嘘のような話をします。
「基礎は完璧になりません」
はぁ～？！ってなりますよね。
たった今言ったことと、
次の行で言っていることが真逆っていうね。
でもならないんですよ。
基礎が完璧だと、毎回500点取れますから。
基礎を完璧にしたあかつきには、
全てのテストで100点が取れるということです。
ということはより完璧い近づけることが
450点以上取るための最短の道ということになります。
とにかく基礎です。
何度も言いますが、基礎です。
応用を解けるようになりたいなら基礎の徹底です。
応用を解けるようになりたいから応用ばかりをやるっていうのは間違ってます。
応用を解けるようになりたければ、
徹底した基礎の磨き上げと、「概念」の理解です。
概念の理解
そもそも「概念」とは何かって話です。
簡単に言うと、「物事の本質」のことです。
辞書での意味はこちらを見てください
↓↓↓↓
https://www.weblio.jp/content/%E6%A6%82%E5%BF%B5
物事には理由があって、
公式として覚えているものであっても、
なぜその公式ができるのかを見ていくと、
なるほど！と思うことがたくさんあります。
例えば台形の面積の公式がこうなるのも理由があります。
台形の面積の公式の概念
そういうことを知ることがそもそも勉強というものです。
基礎を徹底的に学んで、概念を知れば向かうところ敵なしになります。
ただ一つ足りないとすれば、出題者の意図です。
出題者の意図を読む
テストの問題を何度か作ったことはありますが、
テストを作るときに「ここは解いてもらいたい」という部分と、
「ここは解けるもんなら解いてみろ」という部分があります。
もちろん「ここは解いてもらいたい」という部分は基礎に当たる部分ですが、
「解けるもんなら解いてみろ」という部分も
もっと深い意図があります。
「この基礎を使ってやってほしい」というものがあったりするんです。
だからその「基礎」は絶対にできてほしいという部分だったりするわけです。
この前の中3のテストで考えても、
あえて、（2乗ー2乗）の公式と（文字に置き換える）問題を使う問いを多くしています。
それはその視点を持ってほしいからです。
数学を解くときに、高校に行っても使う公式ですから、
常にそういう視点を引き出しから出せるようになってもらいたい。
そういう「意図」を込めて作りました。
数学だけではなく、英語も国語も社会も理科も、
出題者には「意図」があります。
それを読んでもらいたい。
「なぜこの問題を出したのだろう」
「なぜこのタイミングでこの問題なんだろう」
こういうことを考えるようにしてもらいたい。
そうすると出題者が何ができるかを見たいのかがわかってきます。
ちなみに、最後の「出題者の意図を読む」っていうことは
すべての生徒には言いません。
本格的に450点取れるレベルにある生徒にしかいいません。
まとめ
基礎を徹底していればまったく応用に手を付けなかったとしても380点は取れます。
そこに概念を知ることで400点を超えてきます。
さらに出題者の意図を読むことで
470点を超えていきます。
スポーツでもただただ言われたことを練習しているだけではうまくなりません。
なぜその練習をするのか、何のためにその練習をしているのかを考えることで、
より効果の高い練習になっていくというわけです。
基礎を徹底しろというけど、
なぜ基礎を徹底しなければいけないのか。
概念を知れと言うけれど、
概念を知ることで何がプラスに働くのか。
出題者じゃないから意図なんてわかりません！って言ってないで、
相手が何を考えているのかを考えないと。
この3つができれば、480点まではいけます。
残り20点ですか？
運です。
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