修飾語

皆さんなぜ国語を理解できていないか分かっていますか?

 

主語と述語がわからないのはもう論外で、

 

それがわからなければ日常の会話も通じないときが出てきます。

 

だからまずは主語述語を完璧にすること。

 

さもないと他の科目の説明も全く分かりません。

 

問題は次です。

 

「修飾語」です。

 

何が何を修飾しているのかがわかってない。

 

国語の授業をやっていても、

 

主語と述語を間違える生徒が約2割。

 

修飾語を間違えない生徒はほぼ0です。

 

必ず間違えます。

 

高校生でも間違えます。

 

思っているよりもできていないんです。

 

自分ではできているつもりなんでしょうけど、

 

できていません。

 

夏休みの期間に2回ほどディベートを実施しましたが、

 

結局発言をまとめられない一番の原因は、

 

主語と述語の一致、

 

修飾と被修飾の関係のずれ、

 

この2つが大きいわけです。

 

話し始めたはいいが、最後には何を言っているかわからないというね。

 

結局何を伝えたかったんですか?

 

っていう感じになります。

 

国語の文章でも複文が重なるともう理解不能になります。

 

文が文を修飾し、さらにその分の中で単語が単語を修飾していることなんて

 

よくある話ではあるんですが、

 

それが国語の文章となると理解が追い付かなくなる。

 

まったく理解できないというわけではないんで、

 

余計に自分ができていないことがわかってない。

 

時間をかければ正しく理解できるかもしれませんが、

 

国語というのは基本的に見たこともない文章を、

 

制限時間内に正しく読み、

 

その設問に答えていかなければいけないわけです。

 

だから本当は音読も見たことがない文章を読んだ方がいいんですけどね。

 

見たこともない文章を音読させると、

 

全然終わらなくなるでしょうから、

 

教科書で良いとは思いますが。

 

ということは身に付けるべきスキルは、

 

初見の文章の主語述語修飾語を正確に素早く理解することです。

 

そのために国語の文法を集団授業でやっているんです。

 

まずは主語と述語を正確に理解してください。

 

「主語は?」と聞かれているのに、

 

「~を」の文節を抜き出さないでください。

 

中学生にもなって。

 

主語と述語を抜き出した時に意味が通じなものを作らないでください。

 

せっかく、形容詞は名詞を修飾とか、

 

副詞は名詞以外を修飾とか答えられるようになったのであれば、

 

それがどんな品詞なのかを必ず考えて答えを書いてください。

 

副詞なのに名詞を修飾していると答えるから間違えるんです。

 

今まで教わったこと、

 

今まで自分で勉強してきたことを

 

フルに使って答えましょうね。

 

解説を聞いて、「あぁ~!!」ってなっている時点でダメなんですよ。

 

国語をマスターしたければ、

 

まずは主語と述語、

 

次に修飾と被修飾、

 

それと同時に語彙力。

 

語彙力を鍛えるためにはたくさん文章を読んだ方がいいですよ。

 

そしてそこに出てきた知らない言葉を調べるべきですね。

 

そう考えると違う教科書を使っている生徒が栄進研の音読をやるって

 

かなりプラスですね。

 

初見の文章にたくさん出会えるわけですから。

 

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