国語ができない理由を
「なんとなく読めないから」
「
と考えている生徒は多いですが、
実際はもっと根本的なところに原因があります。
まず最初に結論から言います。
主語と述語が分からないのは、
国語以前の問題です。
これが曖昧なままでは日常会話すら誤解だらけになります。
そして当然、他教科の説明も理解できません。
だから栄進研では
“主語・述語の正確な把握”
ここが崩れたまま成績が伸びることは絶対にありません。
■ 多くの生徒がつまずく本当の原因は「修飾語」
主語・述語が基礎だとすれば、
国語を苦しめている真の敵は 修飾語 です。
「どの語句が、どの語句を説明しているのか」
これを正確に理解できていない生徒が、驚くほど多い。
中学生でも高校生でも
国語が得意と言い張る生徒でも
ほぼ全員が修飾語で間違えます。
文章が複文になり、
文が文を修飾し、
語が語を修飾し始めると──
一気に理解が崩れます。
完全に読めないわけではないため、
「読めたつもり」になってしまう のが最大の落とし穴です。
■ 国語で必要なのは「初見」をすばやく正確に読む力
国語の入試はこういう構造です。
初めて見る文章が2〜3本出る
限られた時間で主語述語、修飾関係を読み解く必要がある
その上で論理的に設問に答えないと得点にならない
つまり国語力とは、
「初見の文章を論理的に処理できる力」
その一点です。
そのために必要なのが、
主語・述語を一瞬で見つける力
修飾と被修飾の関係を即座に判断する力
語彙力（知らない言葉を理解する基礎体力）
この3つの土台です。
■ 主語・述語・修飾語を甘く見てはいけない理由
栄進研で文法を教えていると、
よくあるケースがあります。
「主語は？」
→ なぜか“〜を”の文節を抜いてくる
「述語と合わせたら意味が通らない」
→ 本人は気づいていない
「これは何を修飾しているの？」
→ 副詞なのに名詞を修飾した答えを書く
つまり、
“知識”はあるのに“使えない”状態。
これが国語が伸びない最大の原因です。
解説を聞いて「ああ、そういうことか！」
その時点で読み取れていない証拠です。
■ 国語力を伸ばしたいなら、まずこの3つを徹底せよ
⓵主語と述語の完全完全習得
これができなければ文章は読み解けない。
②修飾語と被修飾語の正確な判断
文章理解の“筋道”になる部分。
ここがズレると、文章全体が崩れる。
③語彙力
知らない言葉をそのままにした瞬間、
国語は止まります。
調べる習慣こそが国語力の根本。
■ 国語は「センス」ではなく“論理”で伸びる
国語は「なんとなく読める」
「雰囲気で分かる」
国語の読解は論理の科目です。
国語の基礎が崩れている状態では、
数学の文章題も、理科の記述も、
全科目の土台は国語です。
だから栄進研では、
主語・述語・修飾語の徹底指導を継続しています。
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