国語が苦手な理由

国語が苦手と言ってもいろいろあります。

 

例えば漢字が苦手とかも苦手でしょうし、

 

読解が苦手でも苦手でしょうし、

 

要するに国語というのはどこまでもあいまいな表現をされる科目ではあります。

 

その中でも今日は読解が苦手になる原因をまとめます。

 

まず、読解が苦手な生徒は音読が下手です。

 

書いてないことを勝手に付け加えるし、

 

書いていることを勝手に端折ります。

 

(「端折る」というのはこの前大学受験国語で取り扱ったので漢字表記しています)

 

まずは書いてあることを正しく読めない。

 

これが読解できない理由です。

 

これは当たり前と言えば当たり前ですね。

 

でも書いてあることが読めないというのは、

 

なぜなんでしょうね?と考えなければいけません。

 

この原因となっているのは、

 

語彙力の不足、一般常識の不足です。

 

文章を読むときは、

 

書いてある文字からある程度その先を予測して読みます。

 

その予測できるものの数が少ないから、

 

間違った予測になってしまいます。

 

これが語彙力不足です。

 

また一般常識としての知識がないから、

 

言い回しなどが分からず、

 

自分の中の限定された表現が予測変換されます。

 

これが一般常識不足です。

 

声に出して読めないということは、

 

当然頭の中で読むことも間違えています。

 

だから読解が出来ません。

 

正しく読めていないんですから。

 

もう一つの原因は、

 

修飾語がかかる先の間違いです。

 

とりわけ副詞の見落としが多い。

 

「あ」で始まる副詞だけで見ても

 

相変わらず、あいついで、あいにく、あくせく、あえて、あくまでも、あながち、、、、、

 

などなどの副詞がたくさんあります。

 

こういう副詞が何を修飾しているかが見えていません。

 

そもそも副詞の言葉の意味を知らないというのもありますが。。。

 

副詞やその他修飾語が何を修飾するのかわかっていないと、

 

当然その文の本質を理解することはできません。

 

もう1つも修飾の関係ですが、

 

最後は「複文」です。

 

修飾語ではなく、修飾部です。

 

上の副詞は単語で修飾するものですが、

 

複文の場合は文節の塊で修飾します。

 

これが一番苦手なものです。

 

1文の中に主語と述語が2つ以上あるものがあって、

 

その中でも一つの主述のコンビが別の部分を修飾している文が複文です。

 

これは長くなるので授業でやります。

 

とにかく、これらが国語が苦手な原因です。

 

そもそもそれを分かっていないので国語が出来るようにはならないわけです。

 

まずなぜできないのかを知ることです。

 

そうすればできるようになります。

 

国語に限らずですがね。

 

 

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