国語の一番の難しさは
本人が日本語をうまく話せていない自覚がないこと。
全くめちゃくちゃな日本語を書いたり話したりしているにもかかわらず
なんで伝わらないのか疑問に思っている生徒が多い。
もっというと、理解しないこっちが悪いみたいに考えている生徒すらいることです。
このスタンスや認識では国語の力が改善されることはありません。
話せていると思っているその日本語は、
実は多くの間違いを含んでいます。
正直言って、こうやって話している僕も、
日本語を完璧に使いこなせているとは思っていません。
今、このブログも10分とかからずに書き終わりますが、
ものすごい速さでタイピングをしながら、
「助詞」の一つ一つを推敲しながら書いています。
「日本語を完璧に使いこなせているとは思っていません」
という1つの文をとっても、
「完璧に日本語を使いこなせている」
がいいのか、
「日本語を完璧に使いこなせている」
がいいのか、
また、
「完璧に日本語を使いこなしている」
がいいのか、
「完璧に日本語を使いこなせている」
がいいのか、
などなどを頭の中で悩みながら書いています。
要するに、日本語と向き合えるかどうかで国語の力は変わっていくわけです。
さて、皆さんは普段使う日本語をよーく考えて使っているでしょうか?
話すときに主語と述語の組み合わせや、
修飾語と被修飾語の関係性などを描いてから話しているでしょうか?
形容詞の後ろに「です」を持ってきたりしていないでしょうか?
「優しいです」などはありなのかなしなのか。
国語というのはこういう部分から考える学問です。
常に当たり前のように使っている言葉を考える勉強です。
そう考えると、毎日の生活そのものが国語の勉強となるはずです。
特に国語を勉強したことがないのに国語の点数が良い人は
こういう国語のとらえ方をしているからできているわけです。
皆さんも考えてみましょう。
日本語というものをね。
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