国語が苦手な子はですね、
要約力が異様に低いわけです。
要約力が低い要因はたくさんあります。
例えば、「語彙力」もそうです。
「文章の作成能力」もそうです。
話す日本語が間違っている子もいます。
その状態では国語の問題は解けません。
極端な話、国語というのは
書いてある文字をそのまま理解してくれれば100点取れるわけです。
ただし、自分の言葉でまとめなければいけません。
答えとなる箇所が分かったとしても、
そこを要約し、自分の言葉でまとめる力がないと
答えにはならない。
何が重要で、何を省いてもいいのか、
それを明確に判断しないといけない。
要するにこれが要約力。
だから自分で文章を書けないと勝負にならないということ。
理科でも社会でも数学でも英語でも
日本語で解答を書くわけだから
国語の文章を書く力がなければ
その他すべての科目の解答をスムーズに書けないということ。
数学の証明は国語力が必要であり、
国語の論理的な文章の組み立てには証明の力が必要であるということ。
お分かりいただけるでしょうか？
国語力がないとどの科目も躓くということなんです。
英語が苦手なら英語をやれば良いというわけではありません。
学問の基礎は国語にある。
それをお忘れなきよう。
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