言い換えられない子が急増

昨日の授業で、改めて強く感じたことがあります。

 

それは——

 

カタカナ語を、カタカナを使わずに説明できない子が本当に多い。

 

これ、ただの語彙力不足ではありません。

 

もっと根本的な問題です。

 

■① 言い換えができない=理解が浅いということ

 

例えば

 

「コミュニケーション」

 

「システム」

 

「リスク」

 

「ルール」

 

「メンタル」

 

こういった言葉を説明させると、

 

「え、えーと…そのままじゃだめなの?」

 

「言葉は分かるけど、説明はできない」

 

となる生徒が非常に多い。

 

これは、

 

言葉を“知っているつもり”でしかない ということです。

 

言い換えられないのは、

 

その言葉の本質を理解していないから。

 

■② そもそも意味を知らないことすらある

 

授業では実際に、

 

「このカタカナ語を日本語で説明して」

 

という課題を出しました。

 

すると——

 

そもそも言葉の意味自体を知らない

 

というケースが驚くほど多い。

 

SNSや動画でなんとなく聞いたことがあるだけで、

 

中身が空っぽのまま使っている。

 

こういう状態では、

 

読解も作文も伸びません。

 

■③ 語彙力よりも深刻なのは「表現力の弱さ」

 

語彙が少ないから説明できない……

 

というよりも、

 

「知っている言葉を使って言い換える力」が弱い

 

これが最大の問題です。

 

表現力とは、

 

難しい語彙を知っていることではなく、

 

自分の言葉で言い換えられるかどうか。

 

説明できる=理解できている。

 

説明できない=理解が薄い。

 

この差は勉強全体に大きく影響します。

 

■④ 国語は“言い換える力”がすべての土台になる

 

問題文の解釈、

 

本文の要点整理、

 

記述問題の言い換え、

 

要約、

 

小論文……

 

すべて

 

「自分の言葉で置き換える力」 が必要です。

 

ここが弱い子は、

 

どれだけ努力しても伸びにくい。

 

昨日の授業ではその“根っこ”に徹底的に触れました。

 

■栄進研の結論

 

カタカナ語を説明できないという現象は、

 

語彙力ではなく、

 

表現力の弱さ

 

理解の浅さ

 

言い換え習慣の欠如

 

これらが積み重なった結果です。

 

栄進研では、

 

文章問題だけでなく、

 

“言葉の本質を理解し、自分の言葉で説明できる力”

 

を徹底して鍛えていきます。

 

なぜなら、

 

言い換える力がつけば、国語も他教科も一気に伸びるから。

 

昨日の授業で見えた課題は、

 

ここからすべて改善していきます。

 

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