生徒たちを長年見てきて、
その年ごとに特徴というものがあるわけです。
3年前の中3は仲間と一緒に頑張る!という感じではなく、
個人個人がそれぞれ独立して努力していた感じでしたが、
2年前の中3は仲間意識が強くて集団の強みがありましたし、
去年は人数が多かったのもあり、
グループで分かれていましたしね。
その年ごとにカラーがあるわけです。
それとは別に最近の子たちには見られなくなったものも存在します。
それが競争心とか、思考力とか、読解力とか、そういう力です。
自分が中学の時からの様子を思い返してみて、
変化したことと言えば、
「ヤンキーがいない」
ということですね。
自分の周りだけかもしれませんが、
最近そういう生徒見なくなりましたね。
みんなおりこうさんというか。
思春期で反抗期にある生徒はたくさん見ますけど、
それも正直、大したことないというか。
昔はもっと荒ぶる反抗期みたいな生徒いたと思うんですけど、
どこかこう小さくまとまっている反抗期が多いですね。
家の壁に穴開けるとか、
スマホを地面にたたきつけて壊すとか、
まぁそういう生徒もいるにはいるんですけど、
言ってもその程度なんです。
これが良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、
誤解ないように言っておくと、
ヤンキーがいないことについてです。
壁に穴開けることが良くないことだというのはわかってます。
ヤンキーというか、ガキ大将がいないのは、
子供同士のコミュニティにおいて、
マイナスに働く部分もあるんじゃないかと考えているわけです。
ジャイアンがいないんですよね。
弱スネ夫が多い。
強烈なスネ夫もいない。
多様性という割に多様な子供たちがいないと感じる。
社会に出る前にいろいろな子たちと接することで耐性って作られていくと思うわけです。
それがあまりないというのが、
メンタルが強い子たちが少ない原因の一つにもなっているのではないかと。
ひいてはそれが、思考力を鍛える機会の減少にもなっているのかと。
正解かどうかはわかりませんが、
小さくまとまった子たちが多いと感じるのが多くなりました。
もっと自由に失敗させるくらいの「遊び」があっても良いと
個人的には思っています。
本当に賢くなりたいのであればこそね。
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