生徒の皆さんは、
親にしても、学校の先生にしても、塾の先生にしても、
叱られること自体が好きな人はいないと思います。
それは大人も同じです。
会社で上司に叱られるのが好きな人なんていません。
ちなみに私自身も、
必要があれば先生たちを叱ることはあります。
ただ、強く思うことがあります。
叱られなくなったら、おしまいだということです。
叱るのは「期待しているから」
人はなぜ怒るのか。
それは、
期待しているからです。
期待をしていなければ、
期待から外れることもありません。
だから怒ることもありません。
つまり、
怒られるというのは
「それだけ期待されている」ということです。
逆に言えば、
怒られなくなった状態というのは、
もう期待されていない状態です。
これは非常に危険です。
承認欲求と「怒られない人」
人間には承認欲求があります。
人から認められたい、という欲求です。
認められるから期待され、
期待されるから指摘され、
ときには怒られる。
しかし、
認められていない人には期待がありません。
期待がなければ、
当然、怒られることもありません。
つまり、
「怒られない」という状態は、
認められていない可能性が高いということでもあるのです。
塾だからこそ、叱る責任がある
塾は、
大切なお子さんを家庭から預かる場所です。
やるべきことをやらない、
約束を守らない、
努力を放棄する。
そういうときに叱らない方が不自然です。
しかし世の中には、
ほとんど叱られない塾もあります。
それは、
生徒を「指導対象」ではなく
「お客様」として扱っているからです。
正直に言えば、
それはとても恐ろしいことです。
怒られなくなった瞬間から、
成績が上がる可能性は消えます。
栄進研では、放置はしません
栄進研では、
怒られなくなるまで在籍する、ということはありません。
本気で向き合えなくなった段階で、
こちらから転塾を勧めます。
期待できない状態のまま
時間だけが過ぎていくことほど、
無駄なことはないからです。
怒られているうちは、まだ大丈夫
何歳になっても、
怒られるのは嫌なものです。
しかし怒られているうちが華です。
期待され、
見られ、
向き合ってもらえている証拠だからです。
怒られなくなったときこそ、
一番注意しなければいけない。
これは、
勉強でも、仕事でも、人生でも、
変わらない事実だと思っています。