これは実際に大手の個別指導塾で
一般の平社員から
幹部になった経験があるから言える。
大手では個人塾には勝てない。
確かに大手には大手の良さはある。
その良さと言っても
資本力くらいか。
個人塾がどうやっても勝てない部分は
そこくらい。
実際はそんなことは生徒の成績に影響はない。
大手の社員には正直言って
自主性がない。
主体性がない。
能動性がない。
全て受け身だ。
そりゃそうだ。
雇われてるんだから。
雇われているうちに
自分から発信して推進していく人間は
その会社でもトップに上がっていく人だ。
だから課長クラスでは
まだまだ受け身ってこと。
部長クラスになって、
その経営も考えるようになり、
初めて個人塾の経営者と渡り合えるかな。
それも一部のみ。
もっと上の役員になってやっと5分かな。
役員になるとさすがに
自分のこととして経営を考えるからね。
そうした時にやっと
どうすればよくなるのかを
真剣に考えることができる。
実際に大手で重役として働いていた時は
社員をどうやって導くかを考えていた。
そうすればこの地区が盛り上がるのか、
どうすれば会社として売り上げが上がるのか、
どうすればこの地区の生徒の成績が上がるのか。
毎日毎日考えていた。
その考え抜いたものを
社員の前で話していく。
そこには50人以上の社員がいて、
その一人一人は性格も違う。
その人たちに向けて
大多数が動くであろうことを話す。
そしてついてこれない小数は見ない。
これ、残酷に聞こえるかもしれないですけど、
その部署を引っ張っていくには必要なことなんですよね。
きれいごとだけ言っているわけにもいきませんので。
大体その割合は
2：6：2くらいの割合になる。
その下2割を見ずに、
上2割を引っ張っていく。
そうすると真ん中の6割のうち半分くらいが
上につられるように上がってくる。
そうやって過半数を動かすんです。
となると、
残りの半数くらいが
いわゆる「ダメな教室」になるわけです。
てことは、
大手の半数は・・・。
そして大手は社員教育をすることを嫌がります。
コストがかかるうえに、
確実な利益が見込めないからです。
現実として、
「社員教育をすべきだ」という案を出したことがありますが、
却下されました。
「予測」数値でしかないですからね。
目に見えるものではないんですよね。
だからやりたがらない。
そのレベルで個人塾をやっている人に勝てるか？ってことなんです。
まず無理です。
一般社員レベルでは特に無理です。
全国には本当に優れた個人塾があります。
大手の名前にすがらないでください。
ちゃんと見抜く目を持ってください。
何のために塾に行くのか？
それを考えてください。
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