最近、多くの塾の先生と話すたびに同じ言葉を耳にします。
「子どもたちの“当たり前”が、昔と変わってきた」
これを“コロナの影響”で片付けるのは簡単です。
しかし、現場で生徒を見ていると、
それは数値では測れない、もっと“空気の変化”に近いものです。
簡単にいうと——
全体的に、子どもたちから“元気の質”が薄れてきている。
もちろん、教室で騒ぐ子もいれば、明るく笑う子もいます。
ただ、表面上は同じでも、比べれば分かるんです。
エネルギーの“濃度”が昔より薄い。
■少子化のスピードが、子どもたちの本能を削る
中3 → 中2 → 中1 と学年が下がるほど、
クラスの人数が目に見えて減っています。
人数が少ないというのは、
単に“人数の問題”ではありません。
競争の感覚、
刺激の量、
周りから受ける影響、
成功体験・失敗体験の数——
これらがすべて減っていく。
結果として、
本能的な“活力”が薄まる。
本人たちは自覚していません。
でも現場で見ていると、その変化ははっきり分かります。
■じゃあ、元気さを保っている子の共通点は何か?
結論から言います。
「夢中になれるものをもっている子」
これだけです。
スポーツでもいい。
読書でもいい。
ゲームでも、手芸でも、ダンスでもいい。
とにかく——
“没頭する経験を日常的にしている子”は、生き生きしている。
授業にも集中できるし、
理解力も定着力も高くなります。
■没頭できる子は、授業でも強い
授業中というのは、本来やることが一つしかありません。
「授業を聞く」
ただそれだけ。
しかし、日常で“没入体験”をしている子は、
この「ひとつのことに集中する」が圧倒的にうまい。
脳が
『ひとつの世界に入り込む快感』
を知っているからです。
これは、学力と直結します。
栄進研の実感としても
授業に没入している子は、
ほぼ例外なく理解も吸収も速い。
公立中の授業内容であれば、
“集中できれば9割は理解できる”と言ってもいいほど。
■だから必要なのは、勉強以外の「没頭対象」
「うちの子、全然勉強しないで○○ばっかりして…」
という怒りは分かります。
ただその前に一つだけ考えてほしい。
その“没頭している状態”こそが、実は学力の土台になっている。
・深く入り込む力
・一つのことを長く続ける力
・集中が切れにくい脳の使い方
・楽しさと努力を結びつける回路
これらは勉強で作るのは難しい。
でも好きなことなら自然と作られる。
■栄進研の結論
今の子どもたちから“勢い”が薄くなっているのは事実です。
しかしそれを取り返す方法もまた、明確です。
我が子が夢中になれる何かを、必ず持たせること。
何でもいい。
対象は問わない。
ただし——
「没頭する経験」を日常に持っている子は、必ず伸びる。
勉強だけで子どものエンジンは作れません。
でも“夢中”は、そのエンジンを確実に作ってくれる。
栄進研は、勉強だけでなく、
“子どもの脳の使い方”まで見て指導しています。
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