とある高校で噂になっているらしい。
影響力が相当に強い塾長がいると。
まぁ確かに、僕は昔から人を先導するのが割と得意で、
新しい組織を作ったりとか、
グループを作ったりするということを小学生の時から自然とやってきた。
既存にあるルールに従うのがどうにも性に合わず、
その今あるルールの抜け道がないかをとことん探すような子供だった。
今でもそういう所があり、
自分で作ったルールに抜け穴がないかを考えたりもする。
「昔からこれでやってきていますから」とか
「例年同じやり方でやってますから」というのが
ものすごく嫌いだ。
なぜならそこに根拠がないからだ。
より良い方法があったり、時代の流れでニーズに合わないのであれば
抜本的に見直すべきといつも考えている。
それはさておき、
高校で軽い噂になるほどに大きな塾ではないので、
光栄なことなんだか、どうなんだかは知らんが、
結果としてその生徒が良くなったと言われることに関しては
素直にものすごくうれしい。
1年前に入塾し、毎日毎日生徒の少ない時からいろいろな話をして
勉強に対する考え方とか、
受験に対する心構えとか、
人生においての重要な視点を叩き込んできた。
今では他の生徒に対して自分からプラスなことを発信できるまでになった。
これは本当にすごいこと。
人はどうしても不安な時にはマイナスな考えに傾き、
マイナスなことを口に出してしまう。
ため息も増え、ダメになったときのことを考える。
もしダメだったらどうしようとか、
ダメだった時は何をしようとか。
ダメになる前提で物事を考えている。
それではうまくいかない。
ダメにならないように今何をすべきかを考えてほしい。
ダメにならないように後何ができるのかを考えてほしい。
ダメになってからのことはその時考えれば良い。
今は目の前の入試に向けて、ダメにならないようにできる限りのことをするだけ。
あと何日あって、あと自分に何ができる？
常にそう自問自答してください。
勉強は考え方とその姿勢ができれば何とかなります。
プラスに物事をとらえて、努力をすれば、
そしてそれが周りの人よりも早ければ、
上手くいくようになっています。
僕は自分で経験してきたことを生徒に伝えているだけです。
それが結果としてその生徒には大きな影響があったということ。
その様子を見て学校の先生が1年前と比べて良くなったと認めたこと。
これが事実であり、
現実であること以外は何も言うことはありません。
僕は全生徒に努力を経て合格してほしいと思っています。
努力をしてです。
何となく合格してもらいたいとは思っていないし、
今のままで合格できるところに行ってほしいとも思っていません。
努力をして何かを勝ち取る経験をしてもらいたい。
その経験は「合格」よりも全然貴重な人生経験になる。
「難」は若いうちは買ってでも経験すべきです。
「難」のない人生を「無難」な人生と言います。
「無難な人生」で良いんですか？
「有難い人生」の方が良くないですか？
その「難」を乗り越えた先の生徒の人生は
間違いなく明るいものになる。
そういう人生をみんなに歩んでもらいたい。
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