作文を書くときに
重要になってくるのが
その人の経験値なんです。
その今までの経験から
作文のテーマに沿って書き進めていくものです。
その経験がどんな経験であれ、
作文のテーマに転用できる能力があれば
作文はそんなに苦にせず書いていくことができます。
しかし、
中学生や高校生は
どうしてもその「経験」が大人よりは少ない。
その少ない経験を
カバーしてくれるのが
大人がしてくれる話なんです。
だから栄進研では
作文を書く前に
色々な話をします。
今日は将来の給料額についてを
リアルに話していきました。
そういう知識が
想像を膨らませ、
準経験として蓄積されていく。
実際に経験することは
不可能なことであっても
話を聞いたことがある人と
何も聞いたことがない人では
全然創造力が違ってくる。
これからもたくさん色々な話をしていきます。
来週話すことは決めています。
ただ、
これはテレビと同じなので
聞いているだけでは意味がない。
その話を聞いて何を感じるか、
その話を聞いて今後どうしていこうと思うのか、
そうやって自分のことに置き換えて
様々なことを考え、
言葉にしてアウトプットしていくことで
より洗練された作文を書けるようになっていく。
その積み重ねです。
結局与えられているだけでは
何もできるようにはなりません。
出来るように見えているのは
幻と同じです。
その与えられるものがなくなったときに
何もできなくなってしまいます。
その与えられているうちに
自分で考え、
自分で出来るようにしていくことが
将来的にもうまくいく秘訣です。
もちろん勉強だけではありません。
どちらかというと
働くようになってから
真価が発揮されます。
よく言われる
「指示待ち人間」にしてしまうのは
そういう与えられることが当たり前の
学生時代を過ごしたからにほかなりません。
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