この３つの入試を比較して、
最も難しい順番に並べるとすると、
大学受験
↓
中学受験
↓
↓
↓
↓
↓
↓
高校受験
このくらいの感覚です。
高校受験の平均倍率は大体1.15倍です。
１００人募集しているところに１１５人来るとこの倍率になります。
要するに１５人しか落ちないわけです。
もちろん、高校によっては２倍を超えるところもあります。
それらすべてを平均化すると、
1.15倍ということになります。
ということは、約87％の人が合格するということです。
それに比べて大学受験と中学受験はどうでしょう。
大学の平均倍率は、国公立だと3.8倍です。
しかしこれは、地方の定員割れをしている大学も含みます。
大学は高校受験以上に難関校とそうではない大学で倍率が変わります。
それはもう雲泥の差です。
地方の聞いたこともない私立大学だと、
0.5倍なんていうところもあります。
それが首都圏の有名難関大学になると、
30倍を超える大学も出てきます。
ちなみに中学受験の平均倍率は、
地域にもよりますが、2.5倍から３倍の間で推移します。
30倍というと、
１００人募集のところに、
３０００人来たということです。
30人に１人しか合格しません。
中学受験の場合はちょっと難しくて、
倍率も実質倍率なのか、出願倍率なのかで変わってきます。
ただ、高校受験よりは確実に合格することが難しいわけです。
2.5倍だと考えても、
100人募集のところに２５０人来ているわけですからね。
それに比べて、
高校受験は1.5倍で高い！と言われる。
１００人募集のところに１５０人来ただけで、
めちゃくちゃ倍率が高い！と言われます。
66％の人が合格するのにです。
草加近辺だと、越ケ谷高校、越谷南高校などが倍率が高いと言われます。
それでも1.5倍も行きません。
で、何が問題かというと、
そのたかが1.5倍の倍率が高いという認識の受験と同じ認識で、
大学受験を何とか出来ると思っている人が多数いるということです。
部活が終わってから大学受験を頑張る？？
何を言っているんでしょうね？
倍率30倍はいかなくても、
平気で8倍とか超えるんですよ？
人気がない所なら良いと思います。
倍率が1.5倍くらいの大学もありますから。
ただ、皆さんが良く「せめてニッコマ」という日東駒専は、
４倍とか５倍とか、高い所だと１０倍超えるレベルなんですよ？
GMARCHともなればもっと高くなります。
それに対して、
高校受験と同じ認識で勝負できるとでも？
認識を変えましょうよ。
高校受験レベルの認識で大学受験は戦えません。
本当の情報を得た人たちだけが
大学受験で成功します。
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