今日は実際に我が子にはなしている大学進学について紹介します。
ご存じの方も多いかと思いますが、
うちには７人の子がいます。
上はもう20歳で、一番下がもうすぐ3歳です。
いちばん上は大学に行っていません。
2番目は県立広島大学です。
3番目と4番目が今高2という状況です。
さて、本題に入ります。
我が子には絶対に大学に行きなさいと言っていません。
もっと言うと、絶対に高校に行きなさいとも言いません。
高校に関しては、中3までという期限で、
ある一定の学力に届かなければ行かせません。
親であり、塾の代表でもあるので、
自分の子の学力はわかりますからこういうことが言えるのかもしれませんが、
本来努力をすれば届く学力に、
自分の怠慢で届かなかった場合は、
偏差値を落としてでも高校に行かせるということはしません。
行かなければ良いと思います。
大学も同様です。
高校3年間を見て、勉強していないと思えば、
受けさせることすらしません。
常々我が子に言うことですが、
高校も大学も行って当たり前の場所ではない。
何のために行くんでしょうか？
もちろん勉強するために行くんです。
もっと言うと、
高校は勉強をするために行きますし、
大学は研究をするために行きます。
それをしたくないのであれば行かなければ良いだけです。
そしてそのためには、その「期限」までに努力すべきなんです。
これが本来の大学という場所だとも思います。
最近は大学に行くことが当たり前になっていますが、
本当は当たり前ではないんです。
高校受験も、大学受験も
15歳までと18歳までという期限があります。
15歳までに努力できなかったのであれば、働けばいいんです。
働いてそのあとにどうしても高校に行きたくなったら自分でお金を出していけばいいだけです。
大学も同じです。
18歳までに努力できなかったのであれば、
働けばいいんです。
自分で働いて、どうしても大学に行きたくなったら
自分でお金を出していけばいいんです。
15歳までに努力してある程度の学力にするということが子供たちの仕事であって、
18歳までに大学に行くレベルの学力を提出するということが子供たちの納品です。
仕事をしなければその先はなく、
納品できなければ契約は打ち切られる。
社会に出れば当たり前のことです。
15歳まで遊んで暮らしていれば、
その先の支援はなくなり、
18歳までにだらけて過ごしていれば、
その先の投資はなくなる。
うちはどういう点でかなりシビアです。
というか、当たり前のことを当たり前にします。
多くの親のように「勉強しなさい」と言いたくなる時はありますし、
高校くらいは出ておきなさいと思いますし、
出来れば大学に行った方が良いとも思っています。
ただ！！！
なまけている状態で行かれるのも困るんですよ。
やるべきことをやって、大人になるまでに努力できるようにならないと。
もしならなかったのであれば、
18歳から社会に出てもまれて叱られて理不尽にさらされて、
強制的に努力しなければいけない状況に身を置けばいいんです。
そして、後悔して自分でお金をためて大学にでも行けばいいんです。
その時に初めて、「あの時に親が言っていたことは正しかった」となります。
それでいいと思います。
40歳までに本当の意味で独り立ちできればいいと思います。
自分がいかに恵まれていたかを知るのは、
働いてからです。
結婚してからです。
子どもが出来てからです。
中学生や高校生の今に話したところで理解しません。
たまに親も中学生みたいな人もいますが・・・。
こういう意味でもうちは子供を守りません。
努力しないなら努力しない人が歩む人生を歩んでいくだけですから。
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