たまに議論に上がります。
教えてくれる先生の偏差値について。
東京大学を卒業していない人が教えて
東大生が生まれるかどうか。
結論から言うと、
生まれます。
考えてみてほしい。
イチローを育てた人は
イチローよりも優れた成績を残しただろうか？
八村塁を育てた人は
八村塁よりも優れた選手だったのだろうか？
日本人初の快挙を達成した選手を育てた人は
もちろんその選手よりも成績は良くない。
それでもその指導者よりも
良い成績を残す。
指導者というのは
指導のプロであって、
その道で優秀な成績を残した人ではない。
もちろん優秀な成績を残した人もいるが、
それが判断基準になってはいけない。
これはもちろん学習塾にも言える。
東大を出ている人が
教えるのが上手いとは限らないし、
さらには教えるのが上手い人の所にいれば
成績が上がるとは限らない。
え？と思うかもしれないが、
教えるのが抜群にうまいからと言って
成績が上がるとは限らないんです。
勉強でもスポーツでも
教えてもらったからできるというわけではない。
教えてもらって、
何度も練習し、
失敗を重ね、
そこからまた立ち上がり、
また何度も何度も練習をして
やっと到達する領域がある。
それが今成績上位者にいる人たちだってこと。
スポーツでも偉大な選手は
何度も何度も練習をして
失敗したり、うまくいかなかったり、
時には他人から批判されたりしながらも
それでも練習をして練習して、
その末にたどり着いた領域だ。
話は戻るが、
「偏差値の高い先生に教えてもらっています！」
「東大、早慶上智卒の先生に教えてもらっています！」
その先生に「指導力」があるかどうかは
また別の話だってことだ。
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