中学までは英語が得だったのに
高校に行ったら英語が苦手になった。
こんなことを聞いたことはありませんか?
また、
小学生の時は算数が得意だったのに
中学に行ったら数学が苦手になった。
これにはちゃんとした理由があります。
得意が苦手になるのは
科目の切り替えに失敗しているからです。
算数と数学の違いは
マイナスがあるかないか、
もちろんその通りです。
でもそれだけだと算数が得意なら
数学も得意になりそうですよね?
ではなぜつまずくのか。
できなくなる理由は
「勘違い」と「思い込み」です。
基礎を間違って覚えてしまっている。
(-)×(-)=(+)
(-)×(+)=(-)
(+)×(+)=(+)
(+)×(-)=(-)
これは基本中の基本なんですが、
それが100%習得できずに進むと
一気に苦手になります。
また、
(-3)-(-4)
のように()がついて-(-4)のように
マイナスをひく
となった時に数直線上に表せない。
そもそも表そうともしない。
まだ概念を理解していないうちに
「手抜き」をする。
だからできなくなります。
途中式を書かない生徒は
かなりまずい。
最初のころに途中式を省略してはいけません。
基本に忠実に数直線や途中式をちゃんと書いてください
そうすれば苦手にならずに済みます。
中学と高校の英語については
そもそも中学の英語と高校の英語は別物です。
中学では文法を詳しく細かく見ていくことは
あまりしません。
高校は文法と長文に科目が分かれるため
文法を細かく勉強すること自体が
初めてになります。
だから今までの英語としてではなく、
新しい英語が始まったと考えるべきです。
もちろん中学で文法は習います。
その中学の文法を高校では知ってて当たり前のスタンスで
授業が進んでいきます。
中学の英語のテストが80点だとしたら
英語は得意なほうだと思いますよね?
ただ80%の知識では高校の授業で分からないことが増えます。
それがどんどん広がって苦手になっていきます。
しかも最初に英語なのに
「主語」「動詞」「目的語」「補語」など
国語のような用語を習いますからね。
余計に英語っぽくなくて壁を作ってしまう。
だから苦手になってしまう生徒が出ます。
しかし、これは中学や高校に上がる前に
知っていれば対処は可能です。
どんな科目なのか、どんな授業なのかを知って
進学する前に準備をしましょう!
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