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何度か成績が上がる勉強の方法や
気持ちの部分などをここで書いてきました。
今回は成績にどんな人が影響を与えているかを書いていきます。
結論から言います。
成績に影響を与える人間は
①生徒本人
②親
③学校や塾
①の生徒本については当然そうですよね。
親が何を言っても、
学校や塾が何を言っても
本人が全くやらなければ成績なんて上がりません。
本人の精神的な部分が前に向いていなければ成績なんて上がりません。
一番大事なのは生徒本人ですからね。
テストをやるのは誰でもなく本人なので。
当然と言えば当然ですね。
では②の親とは何か。
15年程、教育に携わってきて
「親」というものの存在が成績に大きく関わっているのは明白です。
ガミガミ系の親。
「勉強やりなさい！」
「宿題やりなさい！」
「勉強時間少ない！」
などなど、目が合うとこんなことを言う親はいますよね。
うちの親もそうです。
でもそれはやりすぎると逆効果です。
「うちは何も言わなくても勉強します」
この状態になるには、それまでの過程があります。
何もしないでそうなったわけではありません。
小さいころからそういう教育をしてきただけのことです。
小さいころからです。
今日やって明日できるものではない。
何度も積み重ねてきた結果、「何も言わなくても勉強する子」になったのです。
否定系の親。
「どうせできない」
「なんでこんな点数なんだ？！」
「お前には無理だ」
こんなことを子供に言ってませんか？
私は小さい頃によく言われました。
マイナスの積み重ねで、本当にできない子に仕上がります。
本心ではできるようになってほしい！
でも、ハッパをかける意味で言っています！
というのもおかしな話です。
ただのマイナスの刷り込みです。
今すぐやめましょう。
ガミガミとマイナスなことを言われたら最悪！
最後に甘い系の親。
「部活が忙しいので休みます」
「学校でテストがあるので模試は受けません」
「そんなにたくさん宿題出されてもできません」
優しさの方向間違ってます。
やるべきことはやらないといけない。
逆に部活が忙しいから、休んだらいけない。
休んだ後に部活が忙しくなくなることはありません。
今後ずっと忙しいんです。
そんな中休んだら、勉強がもっと大変になるだけです。
テストに関しても、学校のテストと模試は別物です。
学校という狭い範囲での偏差値はあてになりません。
あくまでも校内偏差値ですから。
それが受験に対して有効に働くことはありません。
高校受験ならまだ内申点につながりますが、
大学受験においてはほぼ価値はありません。
全国での偏差値で自分の偏差値を知るべきです。
テストというものの尺度を間違っています。
宿題に関しては、そもそもそんなに多くの宿題を出していません。
自分で考えて勉強をするようになってもらいたいという観点から
宿題には余裕を持たせています。
指示を受けないと勉強できない生徒は伸びに限界があります。
自分で学ぶ力が必須です。
そんな中宿題が多すぎると言っている時点でアウトです。
そこまでそろってからやっと③の学校や塾の力が働きます。
私たちはお手伝いしかできません。
方向性や考え方の修正、自分で勉強できるようになるための補助はできます。
勉強を教えるのは当然すぎて敢えて言いませんが、
学校や塾でできることは限られています。
大事なのは
生徒本人と周りの環境！
いわゆる親です。
本気で成績を上げたいと考えるなら
その環境を整備してください。
いつも面談で話しますが、
成績が上がる子には共通点があります。
それは生徒本人だけの問題ではありません。
面談では必ず生徒と話しているときに親の反応を見ています。
その反応で家での様子を予測します。
そこに成績が上がるかどうかの理由が必ずあります。
本人がやる気になるかどうかの前に
成績が上がる環境にしてあげてください。
そこは本当にお願いします。
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