「因数分解って大人になっても絶対に使わないのに何でやるんですか」
昨日、こんな質問をされました。
実は因数分解は大人になっても使います。
仕事の効率化を図るために、
皆さんも知らないうちにやっています。
というか、因数分解の考え方を身に付けていないと
おそらく仕事ができない人になります。
因数分解というのは簡単に言うと、
「共通しているものでまとめる」というものです。
例えば、
２x+４xy+8xyz
これを因数分解しようとすると、
共通している数の「2x」を前に出せばいいわけですから、
2x（1＋2y＋4yz）ざっくりですがこうなるわけです。
ま、これだと数学の先生から怒られますけども。
ま、今はそれを言いたいわけではないのでスルーします。
この2xというのを仕事で見つけなさいよという話なんです。
昨日のたとえでそのままお話しすると、
例えば教室の掃除をするとします。
たくさんの机が並んでいる学校の教室を思い浮かべてください。
まず何しますか？
いきなり掃除しませんよね。
仕事をまとめるんです。
まずはすべての机の上を拭く。
次に椅子を机の上に上げる。
次に机といすのセットを後ろにまとめる。
空いた前のスペースをほうきで掃く、雑巾で拭く。
後ろに集めた机といすを前にまとめる。
机といすがあったところをほうきで掃いて雑巾で拭く。
机をもとの場所に戻す。
椅子を下す。
こうやって各掃除個所をまとめるじゃないですか。
これが因数分解を生活に取り入れた実例です。
机一つ一つを掃除していきませんよね。
効率が悪いので。
要するに因数分解とは仕事の効率化のことです。
中学生はなぜ勉強をしているかわからないでやっています。
理由もわからないものを勉強するというのは非常に苦痛です。
しかしすべての勉強にはちゃんと理由があります。
聞かれれば答えます。
教えてあげると納得します。
だから重要なんです。
学校でもう少しこういう話もしてもらいたいですね。
動機ができるのでもっと勉強するようになるのに。
ちょっともったいないですね。
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