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さて今回はご質問に上がったいた漢字の覚え方についてお話ししていきます。
漢字を覚えると聞くと何回も書く!
っていうイメージありますよね?
実はそれだけでは覚えられないんです。
なぜかというと、
漢字を何回も書くというのが作業になっていて、
覚えるという方にシフトしていないからです。
もちろん自分の名前のように何千回も書いていれば覚えます。
学校の宿題のように5回ずつ書く!
では覚えられません。
まずはなぜ漢字を忘れていくかを先にお話ししていきます。
そもそも人間は基本的にすぐ忘れます。
記憶の長さには3種類あって、
短期記憶と中期記憶と長期記憶です。
漢字を5回練習したら短期記憶として残るかもしれないですね。
それを何日か書かなければもちろん忘れます。
その忘れた辺りにもう一回覚えます。
するとこれが中期記憶になります。
そしてまたしばらく書かないと忘れます。
その時にまた覚え直すとこれが長期記憶になります。
そうやって忘れそうな辺りに復習する必要があります。
地道にやることが一番なんですね。
でも、短期記憶でも一度覚えた漢字は次に思い出すのに最初より短い時間で思い出すことができます。
そうやって長期記憶として頭に入れることが大切です。
では次に覚え方です。
最初に何回書いても覚えないものは覚えないと言いました。
じゃあ、何が必要か。
それはイメージです。
世間ではうんこドリルが流行りましたね。
なぜか?
インパクトがあって覚えやすいのと、
面白いから子供でもやりたくなるからです。
面白い語呂合わせとかは大人になっても頭に残ってたらしますよね?
それに似たイメージです。
では実際にどうやって覚えるのか。
まず漢字は目で覚えます。
集中して一つの漢字を見ましょう。
その後にこの漢字を一回しか書けないというルールを設定します。
その時に漢字のイメージを頭に浮かべます。
漢字の意味や形を思い浮かべながら書きましょう。
もう一つはその漢字を使った例文の情景を思い浮かべる。
こうすることで漢字のイメージがつき、
一回しか書けないというルールで集中して書くようになります。
目で覚えて
イメージを作り
一回だけ集中して書く。
そうすると長期記憶に入りやすい。
あとは語呂合わせもあると覚えやすいです。
女という字はくノ一と覚えるようなものです。
結局漢字に限らず記憶は無くなっていくものです。
無くなりそうな時に呼び起こすということをしていけば
記憶がなくなることはありません。
4年生の時に覚えた漢字を忘れているのは
その時にやった漢字を使っていないからです。
日記などを書いて漢字を使う環境を作ることも大事ですね。
前に一度覚えているなら思い出すのは早いです。
中学の漢字を先取りするのも問題なくできます。
先取りして覚えるのはどんどん進めたほうが良いと思います。
ただ、まずは今忘れてしまっているものを思い出すことから始めましょう。
子供は教えたらなんでもできます。
やらなくていいことは教えなくてもできるようになりますけどね。
あれは不思議ですね!
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