公民の勉強方法

いつの時代も「暗記科目」と言われてしまう社会ですが、

 

社会を暗記と思っているうちは

 

社会は得意科目にはなりません。

 

社会こそ理屈を知らなければならない。

 

今回はその中でも「公民」に絞ってお話を進めていきます。

 

公民というものは、高校に行くと細かく分けられます。

 

「政治経済」「現代社会」「倫理」の3つに分けられます。

 

中学までに習う公民はこの

 

「現代社会」と「政治経済」に分類されるものです。

 

それを高校に行くとより深く勉強することになります。

 

現代社会と政治経済はお互いに重なる部分もあります。

 

倫理とは哲学に近いものがあり、道徳に近いものがあります。

 

しかし、共通してなぜそうなるのかの「理由」があるものが「倫理」です。

 

公民と言ってまず思い付くことは「法律」です。

 

公民の科目で「法律」の勉強は避けられません。

 

その法律一つとっても、

 

必ずなぜその法律ができたのかの背景があります。

 

その背景を問われるのが公民です。

 

○○を定めている法律は何か?

 

というような問題は中学までの問題であり、

 

高校以上はそれを知っている前提で話が進みます。

 

そのうえで勉強の方法をまとめていきます。

 

まずやるべきことは「暗記」です。

 

「社会は暗記ではない」という一番最初の言葉から嘘のような一言ですが、

 

社会の暗記というのは、

 

社会のスタートラインに立つということです。

 

暗記していない状態では話になりません。

 

だからまずは暗記です。

 

用語を全て暗記してください。

 

それこそ、中学の時のように一問一答形式でかまわないので

 

用語をとにかく覚えること。

 

その一問一答で9割の正答率になることが第一段階です。

 

それが出来たら問題をこなすこと。

 

問題をテスト形式で解き、

 

できなかった問題を用語集を使って調べる。

 

社会にはありがたいことに用語集が揃っています。

 

山川出版の各用語集は必須アイテムです。

 

間違えた問題を用語集で調べて確認する。

 

その確認と同時に、なぜそうなるのかを考えることです。

 

得意な科目になればなるほど、疑問が浮かびます。

 

その疑問を学校の先生や塾の先生に聞いて解消することです。

 

正直、一人で公民をトップレベルに持って行くことはなかなか難しい。

 

国のトップレベルの賢い人たちが作った仕組みや法律なわけですから、

 

その意図や意味も深いところにあることがある。

 

それを用語集だけでは調べられません。

 

大事なことは「なぜ?」と思うことです。

 

書いてあることを書いてあるままに覚えることを暗記と言います。

 

当たり前のように書いてある解説に対して「なぜ?」と思ってください。

 

用語を暗記して、演習を重ね、得意になってきたときに「なぜ?」が生まれます。

 

そうなってからが公民の勉強の本番です。

 

そうすれば共通テストで9割を取ることは難しい話ではありません。

 

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