暗記が苦手という生徒たくさんいますが、
物事を覚えることが他の人よりも苦手なわけではないんです。
そのままを覚えようとするから覚えられないんです。
え?って思うでしょう。
そもそも暗記とはそのまま物を覚えることですから。
しかし、
暗記が得意な人と苦手な人の違いが
実はそこにあるんです。
昔、全国模試で政治経済で1位を取った僕と
一般的な暗記の苦手な生徒の頭の中身を比較してみましょうか。
社会は暗記と思っている人多いでしょうからね。
その時点でアウトなんですけどね。
で、
僕は社会の用語一つとっても暗記をしたことはありません。
その用語だけを切り抜いて覚えようとしても使えないからです。
例えばちょうど昨日そんな話をした生徒がいたので例として挙げてみます。
「不平等条約が改善され、関税自主権はどのように変更されたか」
という問題です。
記述の問題ですね。
これに対してなんて書けば良いかわからないという質問があったんです。
関税自主権とは、関税を自分で乗せることができる権利です。
それを日本が持つようになったというのが変更点ではあるのですが、
そもそも「関税」「貿易」「輸出入」「産業」このあたりの事を知らないと
本当の意味で「関税自主権」については理解できない。
その子は「関税自主権」があったのか、なかったのかすらわからないわけですから。
暗記が得意な人はこういう「関税自主権」にかかわる用語の意味を理解しようとしているわけです。
「関税」「自主」「権」と分けたときに、
まずわからない「関税」って何?と思えるかどうかです。
これを「関税自主権」って聞いたことがある!と思って
「関税」を知らないままに突き進むから
本質が分からなくなります。
分からないものがあればそれを知ること。
その調べた先でもわからないものが出てきたら
またそれを知ること。
「関税」と調べれば
「輸出入」とか「貿易」とかも出てきます。
それを正確に理解する事。
それができて初めて
「関税自主権」がないという事がどれだけ大変なことかわかります。
また、「関税自主権」を持っている場合と、持っていない場合の状況を考えることです。
今の社会に照らし合わせて、
「関税自主権」は現在あるのか、
またない場合の社会はどのように変化するのか、
どこに影響が出るのか、
ある場合はどんなことに役立っているのか、
そこまで知って初めて「関税自主権」を知ったと言います。
これらを知らないとテストの時だけのために暗記した知識で終わります。
だからテストが終わってしばらくたつと忘れるんです。
物事を知らないから社会に興味を持てないんです。
同じく暗記科目だと皆さんが思い込んでいる理科に興味が持てないんです。
興味がないからやりたくないのではなく、
やらないから興味すら持てないんです。
興味がないと言っている時点で、
ただの勉強不足です。
ただの
勉強不足です!!!!!
言葉をただ暗記しようとしても無理です。
英単語もただのアルファベットの順番を覚えるのは苦痛でしょ?
wednesday
これを
「ダブリュー、イー、ディー、エヌ、、、、、」って覚えてたら覚えられるわけがない。
「ウェドネスデイ」って覚えればいいじゃない。
例えばの話ね。
物事にはすべて意味がある。
その意味を知らずして何も覚えられない。
物事の本質をとらえること。
その本質をとらえることをめんどくさがって
言葉だけを覚えようとしたところで
暗記はできない。
暗記が苦手と言っているうちは
勉強がめんどくさいと言っているのと同じ。
無知は罪なんですよ。
物事を知ってください。
知れば知るほどに興味は沸きます。
果てはそれが仕事につながったりします。
勉強をしないからやりたい仕事も見つからんのだ。
だから物事をたくさん知ってください。
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