社会のお話を

社会は暗記科目である!

 

というのは大きな間違いです。

 

 

もう一度言います。

 

社会は暗記科目であるというのは

 

大きな大きな間違いです!

 

 

「社会は暗記すれば何とかなる」

「社会は最後に詰め込めばいける」

「社会は暗記だから後回し」

 

はい、コレ、

 

ぜーーーーんぶアウト!!

 

何もわかってない社会のド素人で

 

社会は定期テストでしか点数取れませんっていう人が言うことですね!

 

何もわかってない!

 

本当になーーーーんにもわかってない。

 

社会の先生たちに言っておきたいことがあるんですけど、

 

定期テストをワークとかプリントのまんまだすのやめてくれません?

 

そんなんだから暗記すれば何とかなると思う人口が爆発するんです。

 

まさに「人口爆発」

 

冗談はさておき、

 

本当に暗記だけでは勝負できません。

 

例えばどうなるかをお話ししましょう。

 

社会で誰もが知っている言葉

 

「第二次世界大戦」

 

これがどんなものかは大体の人が知っていると思います。

 

暗記レベルでいうと

 

日本とドイツとイタリアVS連合国の戦争で

 

最終的に残った日本に原爆を落として降伏を認めさせ、

 

ポツダム宣言にて終了したものです。

 

ざっくりいうとね。

 

このくらいは誰でも知っていると思います。

 

では、

 

第二次世界大戦がはじまったきっかけは?

 

太平洋戦争との違いは?

 

何のための戦争?

 

当時のアメリカの大統領は?

 

これくらいまでなら答えられますかね?

 

さらに、

 

第二次世界大戦は何年から何年まで?

 

その時の日本の首相の変遷は?

 

なぜ首相が変わった?

 

その間に起きた事件とその理由は?

 

ポツダム宣言と原爆投下どっちが先?

 

さてここまで答えられますかね?

 

基本的に「第二次世界大戦」というワードは全ての中学生は知っているはずです。

 

しかし問題として出題されるのはそんなものではない。

 

問題となるのはその背景です。

 

背景で起きた事件の一つ一つは暗記すれば覚えられます。

 

しかし、どの時期でどんな理由でそれがもとで何が起きたのか

 

そういう流れとか関連性を見ないと

 

答えることができません。

 

社会という科目は

 

暗記することは当然すぎるほどに当然なんです。

 

暗記しないと話にならないということです。

 

だから社会は暗記すればよいのではなく、

 

暗記しないと話にならないんです。

 

暗記が終わってからが本当の勉強です。

 

頭の中に社会の用語を叩き込んで、

 

その頭に散らかっている用語をパズルの用に組み立てる。

 

組み立てていったパズルが完成した時に

 

やっと本格的に点数が伸びる。

 

先に言ったように、

 

暗記だけだと定期テストは取れます。

 

だからみんな勘違いすることになります。

 

暗記でテストは取れると。

 

しかし模試や、入試の過去問で

 

社会は同じくらいの点数が取れるでしょうか?

 

それははっきり言って無理です。

 

用語は知ってるんです。

 

用語を使いこなせていないんです。

 

社会の用語を知っただけで知ったような顔をしているだけですね。

 

ダサいですね~。

 

社会の本質も知らないで。

 

あ、それ知ってる!と元気なこと。

 

知ってるかもしれないですけど、

 

わかってないんですよね。

 

わかるということは全てを解説できるレベルです。

 

そこが「基準」なわけです。

 

大して知りもしないで

 

「知ってる!」というのは

 

基準がとーーーーーっても低いですね。

 

稚拙、低レベル、愚か者です。

 

第二次世界大戦で考えるなら

 

一番最初のきっかけは何か?

 

その時日本は何をしていた?

 

アメリカ、ソ連、それぞれの動きは?

 

どんな同盟や、宣言や、条約が結ばれた?

 

世界各地でどんな事件が起きた?

 

その事件の順番は?

 

そのくらいを時系列で説明できてやっと社会の第二次世界大戦を知っていると言えますね。

 

それができてやっと入試で点数が取れます。

 

これを暗記でやるんですか?

 

第二次世界大戦だけで中学生が終わってしまいますね!

 

そのくらい「点」で覚えることで勝負するのは難しいことなんです。

 

社会を暗記で勝負するということは

 

余計に社会を難しくしているだけです。

 

しっかりと「線」で覚えましょう。

 

暗記はして当たり前です。

 

暗記が苦手とか言っている場合ではない。

 

苦手ならやめるんですか?って思いますね。

 

数学の公式も暗記、

 

理科の用語も暗記、

 

英語の単語も暗記、

 

国語の文法や漢字も暗記、

 

世の中どれだけ暗記しないといけないことがあることか。

 

そのくせゲームのキャラとか、ルールとかは暗記するんですよね?

 

何をもって暗記が苦手と言っているのかよくわかりません。

 

嫌なことから逃げてるだけだね。

 

本当に暗記が苦手な人というのは

 

自分が大好きなゲームのやり方すら覚えられないはずだし、

 

好きなスポーツ選手の名前も覚えられないはずだし、

 

なんなら自分が大好きな異性の子の名前すら覚えられないはずだよね。

 

 

嫌なことから逃げないでまずは暗記!

 

そのあとからが本当の勉強です。

 

暗記できないとかありえませんから。

 

親も子供の言うことを鵜呑みにしないでください。

 

暗記できないのではなく、

 

暗記しようとしていない上に、

 

勉強していないだけですから。

 

暗記はベース。

 

それからが本当の勉強。

 

それがわかってないから社会の点数が上がらないんですよ。

 

 

社会は暗記で何とかなるって。。。

 

聞くたびにだからあがんねぇんだよって思いますね。

 

社会に限らず、勉強に対しての姿勢がそれだからね。

 

あ、ちなみに、

 

書いても暗記できないからね。

 

書いて覚えるのは、

 

最初のころの漢字と英単語くらい。

 

これも勘違いしている人が多いね。

 

またこれについては別の機会に。

 

 

塾生にしか教えん。

 

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