中学の英語の先生

英語を教えている身として、

 

ちょっと驚きの話を聞きましてね。

 

感嘆文という文法の単元があって、

 

「なんて親切なんだ!」とか、

 

「なんてでかいんだ!!」という表現です。

 

その解説での話なんですが、

 

「How kind!」

 

 

「What a kind!」

 

これを同じだと教えた先生がいるらしいです。

 

あまり英語が得意ではない人たちには「?」な事かもしれませんが、

 

このふたつの英文には大きな間違いがあります。

 

「How kind!」これは「なんて親切なんだ!」ですが、

 

「What a kind!」これは「なんて種類だ!」になります。

 

厳密に言うと上の2つの文もこれで完成ではないので、

 

そもそもその説明もないというのは大問題なんです。

 

調度、英語の授業の時に「感嘆文」の問題が出ていたので、

 

このことについてちゃんと全てを説明しました。

 

ここではこれくらいにとどめておきます。

 

中学の英語ってそういうレベルって話です。

 

英語が苦手な生徒が大量にいることなんて言うのは、

 

この状況を見れば当たり前なんですよ。

 

栄進研の英語はゴリゴリの文法指導なので、

 

こういう品詞を無視した指導は許せないんですよね。

 

ちなみにですが、「How~」は形容詞の「kind」

 

「What a kind」は名詞の「kind」です。

 

全く違うんです。

 

言葉というものは品詞で出来ています。

 

それは日本語も一緒です。

 

英語だろうと、日本語だろうと、フランス語だろうと、

 

全ては品詞で出来ています。

 

その品詞をちゃんと教えないと、

 

言葉の成り立ちが分からないまま高校に行くことになります。

 

だから国語や英語などの点数の上げ方がいまいちわからないわけです。

 

栄進研の国語は小学生の時から品詞を徹底的にやります。

 

もちろん英語も小学生の授業から品詞をやります。

 

そうやって言葉の成り立ちから理解するから、

 

言葉そのものを理解できるようになるわけです。

 

 

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