英語が苦手な子になぜ英語が苦手なのかを聞いてみると
・単語を覚えられない
・文法がわからない
・長文を読めない
などなどたくさん出てきます。
じゃぁ根本的な話、
なぜ単語を覚えられないのか、
なぜ文法がわからないのか、
なぜ長文を読めないのかを聞かれても
答えられる生徒はいません。
それはそもそもそこに原因がないからです。
単語が書けないのは勉強の順序が違うからです。
言語なので、日本語を覚えた時を思い出すべきです。
話せない赤ちゃんがいきなり字を書く練習しないでしょ？
だからまず英語を聞かないと。
しかもたくさん。
その後に発音です。
そしてやっと書く練習です。
書く練習をしなくて良いわけではありません。
必ず書く練習をしないと書けません。
文法がわからないのは語順がわからないからです。
英語と日本語で決定的に違うのが語順のルールです。
ルールというか、厳格化されたものが英語です。
私は毎日パンを食べます。
I eat bread every day
こう書けますが、英語はこれしか書けないのに対して日本語は
私は毎日食べますパンを
パンを私は毎日食べます
パンを食べます毎日私は
私はパンを毎日食べます
私は食べます毎日パンを
パンを毎日食べます私は
こうやって書いても皆さん意味が分かってしまうのが日本語なんです。
これが小さな時からずっと続いてきているんです。
だからそもそも語順の意識自体が非常に弱いわけです。
それを修正しない限り、英語が得意になることはないんです。
だからざっくり文法が苦手というのは
こういうところから来ているというのを知るべきです。
最後に長文についてですが、
これらの単語、語順がわかっていない上に、
さらに国語ができないから長文を読むことができない。
国語は平均点以上取れています！という人もいますが、
それはあくまでも定期テストであって、
初めて見る文章での話ではありませんし、
国語の回答について、なぜそれを書いたのかの根拠を話せない限り、
国語ができるとは言い難いわけです。
英語が苦手なのはこういう理由です。
だからそれを修正する授業をやっていくという話です。
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