大学入試のリスニング問題の配点が
50点から100点に上がったわけですが、
そうなると当然のように
高校生や中学生にも
リスニングの力というものが問われます。
しかしながら、
リスニング問題をどのように伸ばしていけばいいのか
それを分かっていない生徒がほとんどです。
今回はそのリスニングの問題を解けるようになるきっかけを
少しだけまとめてみたいと思います。
まず、
なぜリスニングができないのか。
英語耳になっていないから?
発音が分からないから?
英語の基礎ができていないから?
全部あっています。
しかし全部ずれています。
根本にある原因は
「聞こえたままに発音しないから」です。
日本語でも英語でも
別の言葉と続いた場合に
音が変化するものってありますよね?
例えば、
「ケーキ作り」
「けーき」「つくり」と読まずに
「けーきづくり」と読みますよね?
「つ」が「づ」になります。
英語もそういうのがあって、
前の単語と後ろの単語がくっついて発音される場合があります。
例えば
「Thank you」
これを
「サンク」「ユー」と読まずに
「サンキュー」と読みますよね?
これだけ有名なものは皆さんサンキューと読みますが、
他のたくさんの同じような発音をするものを
聞こえたように発音するのではなく、
分けて発音したがります。
なぜなら恥ずかしいから。
でも思い出してみてください。
「けーきつくり」って言ってたら逆に恥ずかしくないですか?
それと同じことをしてるわけです。
英語のCDを聞いたり、授業で発音されるものは
聞いたままに発音してください。
それがまず一つ目。
二つ目は
英語には発音しない部分というものがあります。
例えば
「Good morning」
これをなんと発音しますか?
「グッドモーニング」って発音しません。
「グッモーニン」くらいに聞こえるはずです。
それを「グッドモーニング」と発音してしまうから
聞いた時にも違う単語に聞こえてしまうわけです。
他にもいろいろあるので
探してみてください。
もう一つ上げるとすれば
「o'clock」ですかね。
これもともと「of clock」です。
この「f」が消えて短縮されたわけです。
そして3つ目は
「T]の音が「d」と「r」の間くらいに聞こえるっていうのがあります。
例えば
「water」
これは日本語だと
「ウォーター」ですが、
英語だと
「ワーダー」に近い音になります。
この「だー」の音が「d」と「r」の間くらいの発音になるわけです。
文字だと伝えにくい!!
他には「get it」とかですね。
「ゲットイット」とは発音しません。
「ゲディッ」に近いですかね。
文字だと表しにくいですね。
この「get it」はこの3つ全てが複合になっています。
「get」のtと「it」のiがくっついて発音され、
「it」のtが発音されないうえに、
tiのつながりの発音が「d」と[r」の間くらいの発音になります。
こんな感じで英語の発音には3つの特徴があります。
1、前の音とつながる(リエゾン)
2、発音しないものがある(リダクション)
3、tがかっこよくなる(フラッピング)
これらに気を付けて聞いてみてください。
そして聞こえたままに発音してください。
それを続けていくとやっと英語が聞けるようになります。
恥ずかしがって日本語的に英語を発音してる生徒が
腐るほどいますが、
それ、英語話す人から見たら
とても滑稽な英語なので、余計に恥ずかしいですよ。
というか、点数取りたいのであれば
恥ずかしがってる場合ではない。
そして恥ずかしくないと思っていて、
実はとても恥ずかしいことをしていることにはよ気付け。
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