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大学入試制度が変わり、
英語の試験が長文のみになります。
これに関しては今までさんざん話してきました。
では、いつ何の勉強を、どのようにやればいいのか
これを簡単に話していきます。
表題にもあるように
「多読」と「精読」です。
この二つは相反するという先生方もいると思いますが、
片方だけでは点数はとれません。
多読には多読のテキスト。
精読には精読のテキスト。
この使い分けが必要です。
そもそも多読とは
「とにかく英文リーディングの数をこなしていく勉強法で、「量」という観点からリーディングスキルの向上を図るもの」
では精読とは
「一つの英文を細かなところまで「分解」する作業を繰り返していくリーディング法」
「多読」では
文全体の内容を理解することに焦点をあてます。
この方法で勉強していると次第に英文のクセやリズムといった「抽象的」なものが理解できるようになり、
英語に「慣れる」という感覚を実感し始めます。
これが多読から得られる最大のメリットです。
英語に慣れてくると文全体の流れをスムーズに把握することができるようになります。
すると読解速度の向上につながります。
「精読」では
一つひとつの単語・熟語までくまなく目を通していきます。
その過程で初めて出会う単語などはもちろん、
知っているものでも意味が派生して微妙に変化していたり、
まったく別の意味になっていたりするのを発見します。
これらを全て調べ上げる作業を繰り返すことで、
英単語などの意味の背景にある
「ニュアンス」
を感知することができるようになってきます。
つまり、ニュアンスまで含めた「単語力」が向上します。
この2つを進めていくと
早く読めて、理解できる!
簡単に言うとこういうことですね。
もっと簡単に多読と精読を説明すると
たくさん読め!
という勉強と
細かく見ろ!
という勉強です。
多読はもちろん音読!
精読は品詞分解!
たくさん英語に触れてください。
小学生のうちから。
主語や動詞など細かく見てください。
中学生になったら。
そしたら別に大学受験の英語など楽勝です。
なぜなら出題範囲がせいぜい英検で言うと
3級から2級だからです。
早く読むこと!リスニングできること!
これが新しい大学受験で点数を取る方法です。
ちなみに栄進研の完全個別のオンラインでは、
全ての問題を音読させます。
個別だからできることです。
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