表現する力

何度も話しているように

 

大学入試で問われる力というのは

 

「思考力」「判断力」「表現力」

 

この3つを試される試験になっている。

 

思考力や判断力はこれまでも試されてきたわけだが、

 

テストにおいて「表現力」とはどのように試されるのか。

 

それの代表格が「小論文」である。

 

中学生までの「作文」とは違う。

 

急に出てくる「小論文」

 

しかし高校生ならわかると思うが、

 

「小論文」の書き方を授業で教わることはまずない。

 

その状態で試験に臨まなければいけない。

 

言ってしまえばほとんどが自学で対策することになる。

 

さて、そもそも小論文は何を問われているのかということから話していく。

 

もちろん表現力を問われているわけだが、それだけではない。

 

例えば、

 

「多様な力を見ること」

「知性や思考力を見ること」

「積み重ねの経験値を見ること」

「注意力を見ること」

「関心の高さを見ること」

 

などなどが考えらえる。

 

また、医歯薬では、その道の適性を見ることというのも考えられる。

 

小論文を書くということはその人間のさまざまなことを見ることができるのである。

 

だから大学入試や、公務員試験、教員採用試験などでは小論文を導入されている。

 

さらには一般企業の昇進試験に小論文があったりもする。

 

実際に前の学習塾で昇進するときには僕も小論文を書いた。

 

それだけ重要な能力の一つである小論文を

 

学校ではほとんど教えないわけだ。

 

教えないというか、真逆のことを教えられているのが学校の授業であり、テストだ。

 

小論文というのは「自分の意見」をまとめて相手に伝えるものである。

 

ゆえに、国語で勉強するような「筆者の感情を読み取る」というのは

 

この対照的な位置になる。

 

筆者の感情の読み取りは、自分の考えなどどうでもよく、

 

文法的な解釈で見ていけば解答にたどり着くことができる。

 

だから「私の考えはこうだ」と主張する機会がほとんどないままに受験気を迎えるのだ。

 

自分の意見を述べる機会が少ないと

 

何を話せばよいかもわからないし、どこまで書いたら良いかもわからない。

 

そうすると、

 

「質問に正しく答えられない」人間になったり、

 

「論点がずれまくる話をする」人間が出来上がったりしてしまう。

 

社会に出て重宝する能力を

 

学校では教えてくれないし、教えられないのが実情だ。

 

発信力というのは必ず必要になる。

 

その発信力を鍛えてから社会に出るべきだ。

 

そのためには国語の授業をやるのではなく、

 

自分の意見を書き、自分の意見をまとめ、自分の意見を発信する機会が必要だ。

 

だからこそ、栄進研では作文の講座を土曜日に行う。

 

全ての生徒の作文を添削する。

 

テーマを決めてそれに沿って自分の意見をまとめてもらう。

 

実は作文を書く力がついていけば

 

国語力もそれに伴って上がっていく。

 

国語が強い塾と言われる所以はそういうところにあるということだ。

 

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