記憶の性質(問題)

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<問題>

近いうちに開かれる学会の日程(4.5日間)に関する二人の学者の記憶に関するエピソードがある。

1人の学者はその日を、3月30日から4月3日と覚えており、

もう1人は4月30日から5月3日と覚えていた。

最初の学者は、3月30日については特にしっかり覚えており、もう1人は5月3日をはっきりと覚えていた。

案内状を調べてみたところ、驚いたことに、3月30日から5月3日とあった。

これは明らかに案内状の方の間違いだったのであるが、記憶の性質をよく物語っている。

 

問 このエピソードを説明する仮説として最も適当なものを、次の①~⑤のうちから1つ選びなさい。

 

①記憶とは、覚える対象のすべてがそのまま保存・再生されるのではなく、

 対象が保存された後、再生されるまでにすでに保存されている他の知識と作用し合い、

 整合性のある事柄・内容を再構成するプロセスである。

 

②記憶は、そもそも不正確、曖昧なものであり、どんなに記憶内容に確信を持っていると本人が訴えたところで、

 「保存されるべき内容」と実際に「保存された内容」とを比較してみると決して同一のものではない。

 

③記憶される内容は、記憶したいと欲する事柄かそうでない事柄かによって影響されるものであり、

 「保存されるべき内容」がそのまま保存されるとは限らない。

 

④記憶の特性として、覚えようとする内容の最初の部分と最後の部分が、

 他の部分よりも強調されて保存される傾向がある。

 

⑤対象を記憶するときには注意の払い方が重要であり、

 対象を記憶するときにどこに注意を払ったかによって再生時における記憶の正確さが決定される。