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以前「成績が伸びない典型例」をまとめました。
成績が伸びない典型例
今回から一つ一つ掘り下げて話していきます。
本日は「作業として問題をこなす」です。
以下本文。
そもそも「勉強」とは何か?
「勉強」とは本来楽しいものだ。
ゆえに「勉強」とは贅沢なものなのである。
大部分の学生は
勉強を「苦業」と、とらえている。
「やらされているもの」と、とらえている。
「辛くめんどくさいもの」と、とらえている。
それが「勉強」を「作業」にさせてしまう。
勉強とはできないものをできるようにするためのものである。
思い返してみてほしい。
今までずっとできなかったことが、初めてできた時のこと。
例えば、自転車。
自転車に始めから乗れる人はいないだろう。
三輪車から始まり、
補助輪付き、
片方の補助輪を外し、
両方の補助輪を外す。
両親に自転車の後ろを押さえてもらい、
やっとのことで一人で乗れるようになる。
そのあとも何度か転ぶこともあるだろう。
それを続けていき、大人になったとき、
自転車で転ぶ人はいるだろうか?
その自転車に一人で乗れた時のこと。
なんとも言えぬ達成感があったはずだ。
勉強とはそういう事である。
出来なかったものをできるようにしていく。
初めてできた時に、「楽しい」と思えるのだ。
ということは「楽しい」と思えていない時点で
それは「作業」なのである。
与えられたものだけをこなしていてもできるようにはならない。
与えられたものをこなすことを「作業」という。
自転車の練習をしていた時、
親に練習に付き合ってくれるようにせがまなかったのか?
必要なのはその気持ちだ。
できるようになりたいと渇望しろ。
その渇望する気持ちが、「作業」から「勉強」へと変える。
今やっている「作業」が「勉強」になったとき、
初めて「楽しい」と思える日が来る。
そうなってからが「勉強」のスタートだ。
今やっている勉強は「作業」ではないか?
都合の良い時だけ「自分で決める」と言うな。
言いたければ勉強も自分で決めて楽しんでから言え。
楽しんでからだ。
それができないうちは君たちの成績はそこそこで止まる。
もう一度言う。
勉強は贅沢だ。
勉強が贅沢だとすれば、
贅沢を勝ち取るために贅沢をするという贅沢三昧になる。
出来なかったことができまくる最高の時間。
そう思えるようになった時、
その「勉強」は「作業」ではなくなる。
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