漢字の勉強や、慣用表現を教えていると
今ではほとんど使わない言葉も
当然のように出題されます。
例えば、
「早合点」「やるせない」「微塵も」「老婆心」など。
もう今の小学生や中学生は使わないんです。
使ったこともなければ、聞いたこともないので
もちろん意味も分からないし、
書くこともできないし、
使うこともできない。
そうやって言葉を覚えていくものではあるんですが、
実際に大人になっても使わないといえば使わない。。。
使わないと忘れていくんです。
だから小学校で勉強したきりになってしまって、
高校で出てきても初めて聞いたようなリアクションになる。
勉強というのは反復練習が必要なんです。
一度頭に入れてすぐはだれでも答えられます。
でもそれが明日になれば半分の人がこたえられなくなり、
明後日になるとさらに30%の人しか答えられなくなり、
1週間何もしないと1%以下になってしまうものです。
確かに成長する過程で使わない言葉がたくさんあるし、
日常生活で聞かない言葉もたくさんあることでしょう。
しかしそれを言ってしまうと、
英語はもっとできなくなってしまいます。
覚えたものを使ってみてください。
言葉でも慣用表現でも英語でも
日常で使うチャンスはいくらでもありますし、
使えるところで使おうと思っている時点で
その知識は深く脳に刻まれます。
当然理科も社会もです。
理科で覚えた知識を話すことができる機会もあります。
社会で得た知識を話す機会もあります。
そういうチャンスを見つけて実際に話してみてください。
それをやるだけで復習になります。
反復することができます。
そんな素敵なことないでしょ?
いちいちそのことについて勉強しなくていいんですから。
さて、行動に移す生徒は何人いますかね。
楽しみですね。
やってみた生徒は点数上がるし、
やらない生徒は点数が上がらないだけです。
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