勉強のやり方のイメージ

勉強には当然やり方が合って、

 

それを皆さんは効率の良い勉強と呼ぶのかもしれません。

 

しかし、思っている効率の良い勉強ではないと思います。

 

即効性のある勉強方法などないからです。

 

すぐに結果が出る場合は、

 

今までほとんど勉強をして来なかった生徒のみです。

 

今までほとんど勉強をしていない生徒は、

 

そもそも物理的な勉強量が足りていません。

 

だから物理的に勉強量を増やすだけで

 

それなりに点数は上がります。

 

勝負はそこからです。

 

勉強量が足りてきて、

 

少し点数が上がって、

 

そこからどうやって伸ばしていくかがポイントです。

 

その時の勉強のやり方をお話していきます。

 

基本的に皆さんが思っている勉強とは、

 

〇をきれいに塗りつくしてから次に進む勉強だと思います。

 

勉強のやり方イメージ

勉強のやり方イメージ

 

こんな感じです。

 

一つの問題を1問ずつ真っ赤に隅々までに塗りつぶす感覚でやるのが勉強と思っている人が多いと思います。

 

しかしこれでは点数が上がりません。

 

やったけど上がらなかった経験をした人もいると思います。

 

本来のやり方は、

 

少しずつ塗りつぶしていって、

 

何回もやることで真っ赤にしていく感じです。

 

勉強の手順

勉強の手順

 

こんな感じです。

 

1回1回を完璧にしていくのではなくて、

 

薄くても全部をやり切って、

 

それを何回も重ねることで真っ赤にしていくイメージです。

 

最初は点でしか分からなくてもいいんです。

 

それを何度も繰り返して、

 

点と点がむずびついて、

 

線になったりして、

 

線と線が重なり始めてそれが色になって、

 

最終的に丸全体が赤くなるように計画をしていくわけです。

 

そうすると「わすれた!」ということが少なくなります。

 

1問を完璧にし続けていくと、

 

100問目には最初の1問を忘れてしまいます。

 

人間なのでそれは当たり前です。

 

皆さんが1週間前の夕飯を覚えていないのと一緒。

 

でもそれを「毎週月曜日はカレーの日」としてずっと継続していくと、

 

月曜日に何を食べたか聞かれてもカレーと答えられるようになるでしょう。

 

テストが近づいてきて、

 

急に頑張り始める生徒をよく見ますが、

 

それだと、1問を1問ずつ真っ赤に塗っているのと同じです。

 

そうすると受験の時にはきれいさっぱり忘れています。

 

受験の時というか、

 

3日後にはきれいさっぱり忘れています。

 

それが勉強なのか?という話です。

 

上の図のように小さな点をたくさん集めていくことが本当の勉強です。

 

これが一番時間がかかるが、一番効率が良い。

 

だから定期テストの時には学校のワークを最低でも3周はしなさいと言うわけです。

 

受験対策で埼玉の過去問しか渡していない生徒は、

 

これがまだできていないということです。

 

同じ問題を入試までに何回も何回も解くべきです。

 

今まで何回も何回も同じ問題に取り組めてきた生徒には

 

全国の高校入試の過去問を渡しています。

 

ものごとには順序があり、

 

それの先にしかレベルアップはありません。

 

一つの丸を入試の問題100点とするのであれば、

 

それを何度も何度も塗り重ねて、

 

小さな点をたくさん集めて、

 

最終的に真っ赤に染められるように勉強してください。

 

それが勉強の神髄です。

 

 

\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\

全国の敏腕塾長が集まり本を出版します!

本では語りつくせなかったことや、本の内容をもっと知りたいなどの質問を受け付ける

オープンチャット「全国敏腕塾長に質問!」も用意しております。

LINEアカウントはこちら

お友達登録はこちら 

ホームページのお問い合わせはこちら