さて、いつの世でも話題になる「基礎」についてまとめていきます。
その前に大前提の話をします。
「基礎ができれば満点取れる」
これだけは忘れないで読み進めていください。
これだけは絶対です。
ということは満点取れていない時点で基礎ができていないわけです。
基礎ができるという慢心を何人も見てきましたが、
基礎が本当にできている人はそもそも基礎ができると自分で言いません。
まだ足りない、まだ足りないと常に向上心を持っています。
500点満点取った生徒を見たことがありますが、
その生徒はその典型で、基礎をとにかく愚直に繰り返す生徒でした。
もういいんじゃない?とこちらで声をかけてもやり続けるような生徒でした。
そのくらい基礎っていうのは大事だし、
作り上げるために膨大な時間がかかるわけです。
ここでやっと本題に移ります。
なぜ基礎が大切なのか。
それは問題を解くためなんですが、
問題自体を解くための知識を得る目的ではありません。
問題を理解するために基礎力を向上させるわけです。
栄進研は基本的に全部採点する塾なので、
生徒の解いた問題を採点しているとよくわかります。
まず問題を読めていない。
問題を理解していない。
問題に書いてあることをやっていない。
これが本当に多い。
実際に今までも塾で指導してきましたが、
生徒が解いて問題をすべて採点するというのは栄進研を作ってから始めたスタートさせたことです。
それをやってみて実際驚きました。
あまりに問題文にある基礎的なことが分かっていないと。
これは国語力にも通じることではありますが、
問題文を理解できていないんです。
テストで400点取ってくるような生徒でもです。
問題で問われている事に対しての答えではない時があります。
それが1日に一人いるかどうかという話ではなく、
半数ほどの生徒が「問題をちゃんと読め」と言われているわけです。
ここに基礎力の重要性が隠れています。
基礎的な読解力がなく、
基礎的な語彙力もなく、
その科目の基礎的な知識もない。
だから問題を読んでいても理解ができない。
たまに質問として、「これって結局何を答えればいいんですか?」と言われるときもあります。
果たしてテストの時にそれを手を挙げて聞くんでしょうかね?
それが基礎力が足りていない証拠です。
ケアレスミスなんてものではないんですよ。
問題を読めていないんですから。
基礎力が無くて問題が解けていないことを、
多くの人たちは「ケアレスミス」で片づけてしまいます。
ケアレスミス・・・。
便利な言葉ですね。
自分自身を慰めるためにも使えるし、
なぜ間違ったのかを考えなくてよくする言い訳にも使えるし。
二度とケアレスミスという言葉を使わないでもらいたいくらいです。
話それますが、大事なことなので一言。
「ケアレスミスな重大インシデントじゃ!」
450点取っているような子達が最後まで頭を悩ませるものが
「ケアレスミス」です。
450点にも到達していないような生徒が軽々しく使って良い言葉ではない。
400点行ってない生徒はケアレスミスで点数を落としているのではなく、
そもそも基礎が足りてないだけです。
何がミスかね。
ミス以外で点数落としている箇所の方が圧倒的に多いじゃないか。
それをケアレスミスさえなければあと10点は高かったのにだと?
うぬぼれにもほどがありますね。
ケアレスミスを連発する基礎力のレベルなんです。
その程度の実力なんです。
ケアレスミスなんて言葉で慰めないでください。
子供がケアレスミスさえなければと言ったときには叱るんですよ。
何を一緒になって慰め合ってるんですか。
愚かしいにもほどがあります。
ケアレスミスをなくすためにもとにかく基礎です。
寝ても覚めてもとにかく基礎。
基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎基礎
っていうくらいに基礎をやってください。
少し点数が上がってきたからもっとレベルの高い塾へ・・・。
と言っている人が最も愚かですけどね。
何もわかっていないと自分で言っているようなものです。
もちろん引き留めませんけど。
うちは大学受験合格率100%の塾です。
それには理由があるってことです。
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