成績が上がらない子の共通点

成績が上がらない理由はたくさんあるんですが、

 

最大の共通点をお話ししましょう。

 

それは

 

他力本願であることです。

 

勉強には2種類あって、

 

受動的な勉強と、

 

能動的な勉強です。

 

受動的な勉強というのが「受け身」の勉強です。

 

はっきり言うと授業ですね。

 

あとは教科書をノートにまとめるってのも受け身に当たります。

 

要するにインプットが多いのが受動的な勉強です。

 

それに対して能動的な勉強は「自分でやる」勉強のことです。

 

もっと言うと演習です。

 

これはアウトプットなんです。

 

このアウトプットをいかにできたかっていうのが

 

テストの点数に直結します。

 

だから自分でやらないといけないわけです。

 

で、他力本願の生徒というのは

 

この自分でやる勉強ができない。

 

授業がないと言えばできなくなり、

 

ノートまとめという無駄なことに時間を費やし、

 

肝心な演習には手がつかない。

 

ノートまとめを勉強だと思っている時点で、

 

点数上がらないんですよね。

 

ノートまとめをしてはいけないという話ではないんですよ。

 

それをやるのは勉強の準備のようなものなので、

 

勉強ではないという話です。

 

ノートにまとめて勉強やったと言っているわけですよ。

 

やれてないのに。

 

だから成績が伸びないんです。

 

何をやるべきかは自分で考える。

 

やるべきものを出してもらわなくても自分で探す。

 

どうすれば一番成績が上がるのかを自分で考える。

 

考えた結果、なにすべきかを相談すればいいわけです。

 

いつまでも与えてもらおうとするから成績が伸びない。

 

鳥のひなですか?

 

口開けて待っていれば餌持ってきてもらえると思ってるんですか?

 

ミミズでもぶち込んでやろうか!

 

小学校の4年生からはもうひなではないんですよ。

 

自分で餌をとる練習をしないといけないし、

 

自分で飛ぶ練習もしないといけないし、

 

自分で巣も作れないといけないわけです。

 

飛べない鳥は死んでしまうんですよ。

 

そのくらい自然の世界は厳しいものです。

 

それなのに人間は良い環境に胡坐をかいて

 

自分で何かをしようとしない人が多いですね。

 

勉強も自分でやろうとしない限り伸びません。

 

他力では伸びないんです。

 

塾にあるルールというものは

 

生徒を伸ばすための補助のようなものです。

 

その補助を無視したら伸びるはずがない。

 

どうやったら成績が伸びるのかっていう話はさんざん教室でしています。

 

講習の時にもしています。

 

今度の年末年始の時にもします。

 

基本的にそういうことは僕から発信されます。

 

というかここにも何回も書いています。

 

やはり、そういう情報を得るのも自分次第なんですよね。

 

毎日ここに新しい文章を書いていって、

 

それを毎回のように読んでいる保護者の方々がいます。

 

それも自力でやっていることの一つですからね。

 

生徒でも読んでいる生徒がいます。

 

それも自力でできることですからね。

 

だから結局そういう自力でやっている人たちは伸びてるんですよ。

 

セミナーに参加した家庭のほうが伸びやすいですし、

 

講習に参加した生徒のほうが伸びやすいのは

 

個人的な印象ではなく、データとして出ています。

 

自分で積極的に行動するというのはそういうことなんですよね。

 

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